ケーキ ページ7
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「なんかお邪魔しちゃってごめんね〜」
「ほんとだよ」
『まあまあ。今お茶いれるね』
「ありがとう!」
うめがこうちゃんを連れて帰って来た。二人はご飯に行ってきた帰り。こうちゃんはまだ話し足りないらしい。
『こうちゃん帰りの時間大丈夫なの?』
「終電までには帰るよ〜」
「いや今帰れよ」
「お茶飲んだら帰るから許して!二人きりになりたいのは分かるけど!」
「うるさいな」
『あ、ケーキあるよ』
「食べたい!」
「また余計なことを…」
『うめはいらない?』
「俺はコーヒーでいい」
『分かった』
恋人っぽい!と興奮してるこうちゃんを黙らせて、うめがキッチンに来た。
「まじでごめん」
『なんで?いいよ。こうちゃんだし』
「そう」
『あ、髪が邪魔だな』
コーヒーを作ろうと思って、カップに粉を入れようとしたら少し伸びた髪が邪魔をした。右手に付けてたヘアゴムをうめがとって、髪を結んでくれた。
「伸びたな、髪」
『うん。ショートにしたいんだけど』
「長いのも久しぶりに見たいかも」
『じゃあ我慢しようかな』
リビングにこうちゃんがいるし、こっちを見てないからってお触りが過ぎる。
うなじを撫でられてゾクッとした。そのとき瓶がカップに当たってガチャっと音がした。どうした?とこうちゃんがこっちを振り返った。
「あ、イチャイチャしてるな〜」
「イチャイチャしてんだよ、早く帰れ」
「ケーキは食べないけどAは食べるってこと?梅ちゃん大胆!」
「あーもうまじでうるせえ」
結局、ケーキを食べて本当に帰った。そういえば私がTwitterで『めちゃくちゃに美味しいケーキをゲットしてしまった』とツイートしたら「食べに行く!」とリプが来てた。ガチじゃん。
洗い物をしながら鼻歌を歌っていたらお風呂上がりのうめが来た。
『おかえり』
「ただいま。洗い物ありがとう」
『いいえ〜』
「まじでケーキ食べたら帰ったな」
『ね。泊まってったらよかったのに』
「それは本当に無理」
ため息をついて後ろから抱き締めてくれた。相当二人きりになりたかったんだろう。最近なかなか時間が合わなかったから。私も同じ気持ちだよという想いを込めて、お皿を置いて彼に身体を預けた。
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ちた - 返信ありがとうございます。楽しみに待ってます! (2020年9月3日 22時) (レス) id: 39fd240eae (このIDを非表示/違反報告)
p@n@(プロフ) - ちたさん» コメントありがとうございます。更新頻度下がっててすみません!近々更新するお話出来てますのでしばらくお待ちください! (2020年9月3日 19時) (レス) id: 82332159e0 (このIDを非表示/違反報告)
p@n@(プロフ) - る。さん» ありがとうございます!更新頻度下がってますがこれからもよろしくお願いします! (2020年9月3日 19時) (レス) id: 82332159e0 (このIDを非表示/違反報告)
ちた - 楽しく拝読させて頂いてます。もう更新はなさらないのですか? (2020年9月3日 18時) (レス) id: 39fd240eae (このIDを非表示/違反報告)
る。(プロフ) - ええもう最高です!きゅんきゅんしすぎて心が持ちそうにないです! (2020年8月26日 7時) (レス) id: 3de2d695dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:p@n@ | 作成日時:2020年8月5日 21時