ソライロ

21〜2side〜 ページ21

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〜2side〜


幼なじみのA


うんと幼い頃は 公園で遊んだり
お互いの家で遊んでそのまま昼寝したり
仲良かったと思う


小学校に上がってからは
周りの目もあってAと話すのが
照れ臭くなってちょっかい出したり、
わざと冷たい態度取ってた


俺は 小さい頃から好きだったから
Aと 関わりたくて ちょっかい出したり
してたけど、度が過ぎちゃって
Aには 嫌われてたと思う(笑)


中学に入って 小学校から一緒だった
グループで仲良くて その中にAも
居たけど、あまり話すことはなかった


ある日ジャニーズ辞めようか 悩んだ時
あの公園に行ったら Aが来て

悩んでるのを察したのかAは こう言ったんだ


" 辛い時こそ笑顔でいたらいいんじゃない？ "


今となっては、俺のモットーになってる

俺、あの時やっぱり
あいつが好きだって確信したんだ



大人になって皆で会う回数が減ったけど
ときどき飲み会が開かれる


久しぶりにAに会って、
何て声かけていいかわからず
「今から友達になれる？」なんて聞いちゃった(笑)
既に友達だよな(笑)



俺のせいで あいつは俺の事警戒してるから
友達でも今はいいかなって思ったんだ




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