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阿部side
授業が午後からの日
またあのカフェで勉強したくて早めに家を出た
お店に入ると、あの黒髪ボブの女の子
ポニーテールの子はいないのか
『桜ミルクティー、1つお願いします。』
席について30分ぐらいすると、
「あ〜！Aやっときた！寂しかった〜！」
黒髪ボブの女の子の声が聞こえた
A「おはよう、今日忙しい？」
「ううん、いつも通りだよ！」
A「ミミ、今日12時半までだっけ？」
「そう、授業13時からなんだけどダッシュすれば間に合うよね？」
A「そんなギリギリにシフト入れたことないから分かんない(笑)」
「まあ、なんとかなるっしょ〜！」
いつも落ち着いているAちゃんに
朝から元気なミミちゃん
ミミちゃん、なんだか佐久間に似てるな
レジから少し近い席に座ったせいか
2人の会話が耳に入ってきてしまう
なんか盗み聞きみたいで悪いな
「Aは今日授業？」
A「ううん、今日は無いよ。」
A「この後、美容院に行ってくる。」
「えっ！切るの？」
A「少し毛先整えてもらうだけだよ。あと少し明るくする。」
「よかった〜！Aの長い髪好きだもん！」
A「ありがとう(笑)」
A「ミミは伸ばさないの？」
「しばらくはね！モモリンと同じ髪型だもん！」
A「あ〜、あのミミの好きなアニメのね」
「そう！コスプレとかしたいな〜！」
ミミちゃん、めっちゃ佐久間やん！！
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作者名：ぽん | 作成日時：2021年5月5日 0時
