story-58.増田side ページ10
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増田side
A「あ、2階だからエレベーター待ってるより早いから階段なんだけど…登れる⁇」
増田「腰もう治ったから！(笑)1階分くらいは登れるよ(笑)」
さっきから、多分Aちゃんは俺のことをバカにしている。
くすくす笑いながら、先輩大丈夫ですか？って時おり振り返りながら階段を登る。
シゲの部屋は上の方の階だから、いつもエレベーターホールに向かうので、階段があることすら知らなかった。
2階のフロアにつくと、Aちゃんが階段のすぐ近くにある扉に鍵をさしてかしゃんとドアを開ける。
玄関には、フットサルシューズと、ベージュのパンプスが並んでいて、その隣にAちゃんがサンダルを脱いで部屋へ上がる。
A「散らかってるけど、どうぞ。」
増田「おじゃましまーす。」
そのさらに横に靴を並べて脱ぐと、用意されたスリッパを履いて部屋にあがった。
全体的に白いカベと木目のドア、薄い色のフローリングはシゲの部屋と似ていた。
短い廊下の奥にある扉を開けると、左手にキッチンがあって、棚に間仕切られた奥にグレーのソファとテレビがあった。
右に引き戸があって、多分奥にも部屋があるんだろうなって思った。
ローテーブルの上には、パソコンと書類が広がっていた。
A「あー…散らかっててごめんね…とりあえず座ってて。あ、コーヒーでいい？」
増田「あ、うん。おかまいなく。」
キッチンに向かうAちゃんに声だけで返事してソファに座って、目の前の資料を手に取る。
増田「ふーん。なんか、詳細はあんまりまだ決めてないの？？」
キッチンからコーヒーの香りと一緒にAちゃんの声が聞こえてくる。
A「あー、うん。中心となるイメージがほしくて。それをコンセプトに作ったら良いかなっておもって。」
ペタペタと足音が聞こえ、さっきよりも近くにコーヒーの香りとAちゃんの声が聞こえた。
A「それに、さすがに詳細が書いてあるのはまっすーに見せないよ？企業秘密(笑)はい、コーヒー。ブラックでよかった？」
増田「あ、うん。ありがとう。」
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prco(プロフ) - 結璃さん» 結璃さん！ありがとうございます！次の展開からぶわーって進むと思いますのでのんびりお付き合いください^_^ (2018年10月7日 20時) (
レス) id: d34c8d87e3 (このIDを非表示/違反報告)
結璃 - はじめまして！楽しくて一気読みしてしまいました(*^^*)続きも楽しみにしてます♪ (2018年9月30日 10時) (レス) id: cd52497272 (このIDを非表示/違反報告)
prco(プロフ) - シヴさん» シヴさん！ありがとうございます(^^)のんびりお付き合いください(^^) (2018年9月24日 15時) (レス) id: d34c8d87e3 (このIDを非表示/違反報告)
シヴ - めっちゃ面白いです！好きですよー！ (2018年9月24日 2時) (レス) id: 6f833cec91 (このIDを非表示/違反報告)
prco(プロフ) - 吹雪蘭丸2さん» ぎゃー！ありがとうございます！！まさかまさかはじめから見ていただいてたとは…。のんびりお付き合いください^_^ (2018年8月25日 10時) (レス) id: d34c8d87e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：prco | 作成日時：2018年8月20日 21時
