Focus 2

ブランチ 3 ページ8

UK「ジェヒョヒョンどうしよう…俺……」


キッチンに入ろうとした瞬間聞こえたユグの声

私は驚いてキッチンの入り口に身を隠してしまった


JH「なにー？グォナが俺に相談するなんて珍しいじゃんー」

UK「それぐらい困ってるの！」


さっきの流れからして私の事かな…

…やっぱり私ユグの事困らせちゃってたんだ


JH「料理冷めちゃうから手短にねー？」

UK「ありがと」


立ち聞きは良くないってわかってるけど

出れないし

何よりきになる………！

なるべく直せるようにしたいし！


UK「ヒョン俺さ」


ごくりと息を飲む

言葉の間がつらい………！！


UK「やっぱりAの事好きみたい」


……………え？


UK「家族みたいな意味じゃなくて」


…え？？


UK「1人の女の子として、Aの事すごい好きみたい」


えええええええええええええ？！！？！？！！！？

待って全然理解できない……

え、ユグが私の事家族としてじゃなくて

えっと…ら、ラブの方で好きって事？

そんな……


JH「あれ？グォニ自覚してなかったのー？？てっきり猛アピールしてるもんだと思ってたけど」

UK「…ムカつくのに言い返せないからよりムカつく」


てかジェヒョオッパ知ってたの？！

…いや、だからって言われても困ったけど……


「だ…駄目だ…っ！(超小声)」


いたたまれなさすぎて

お手伝いの事も忘れて

私は気付かれないようにリビングに急いで戻った


「オオオオオオオッパドゥリイイイイイ！！」

BB&TI『？！！？』


ソファで楽しそうに話していたミニョクオッパとテイリオッパに

全力で飛び込む


TI「なんだAちゃんかー！びっくりしたじゃんー！！」

「ご、ごめんテイリオッパ！！でも何か混乱しすぎてそれどころじゃなかったごめんんん！！」


大きな動きで胸をなでおろすジェスチャーをしたテイリオッパに

半ば泣きそうになりながら謝る


BB「A、とりあえず落ち着け笑
この短時間に何があったんだ？」

TI「んーーー、ユグ関連じゃない？？」


ユグって言葉に体が無意識に跳ねる


BB「ユグの事か？A」


私の顔を覗き込んだミニョクオッパの目を見れなくて

俯いたまま小さく頷いた


BB「何があったか言えるか？？」


すがっておいて何だけど

は…ずかしくて、言える気がしない…


TI「まあ一回落ち着こうよAちゃん(^^)」

BB「そうだな、落ち着いたら話してくれるか？」

「う……うん」


私…言えるかなぁ

いや、言わなきゃ…！

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