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入ったスイッチ ページ49

椅子に座る私の肩を両手でふんわり包み

私の頭のすぐ上で

優しい微笑みを浮かべている宮本さんとの

ツーショト写真


これは思った以上にヤバイ


「Aさん...?」


何も言えない私の代わりに

イケメンスタッフが爽やかな笑顔で説明し始めた


「こちらは間もなく始まる『あなたが選ぶベストカップル』という企画用にお撮りしたお写真です」

「ベスト...カップル?」


俯いたままのアイツの声は

びっくりする程震えてる


ちなみに私の心臓も...


「はい(笑)実はこのお写真、もう既にスタッフの間ではかなり人気なんですよ」

「人...気?」


お願いだから

これ以上火に油を注ぐのはやめて!


「はい...
そう言えば宮本様はどちらに?」


だから宮本様はお帰りになられました!


「みやもと...」

「はい(笑)」

「宮本!?」


次の瞬間

俯いていた顔を勢いよく上げたアイツは

大きな瞳を潤ませ


「Aさんっ
宮本って、あの宮本ですかっ...!?」


半泣き状態でそう聞いてきた


バレたか...


「...うん」


頷く私に

アイツは再び潤んだ視線を写真に戻し


「そんな...彼が、宮本...
ベスト、カップル...ブツブツ」


消え入るような声で呟くと

ガックリ...

力なく項垂れた


「どうされました?
大丈夫ですか?お客様...?」


そんなアイツの態度を見て

ついに消えた爽やかな笑顔


「...ぅぶじゃない」

「えっ?」

「大丈夫じゃないっ!!」


すると大声でそう叫び


ガタッ!!


アイツが勢いよく立ち上がった


「「・・・!?」」


一体全体何をするのかと思ったら


机の上の写真を手に取り

目を丸くして驚く彼の顔の前で

ヒラヒラと振ってみせた


「お、お客様...?」

「これのどこがベストカップルですか?」

「え...?」

「だからこれのど・こ・が、ベストカップルですか?」

「ちょっとチャンミン!」


興奮状態のアイツに


「あなたのその大〜きな目は
ふ・し・あ・な、ですか?」


私の声など全く届てない模様


「あっ、あの...」


目の前で威圧的に迫るアイツにたじろぐ

可哀想なイケメンスタッフ


正直八つ当たりもいいところ


「こうなったら本当のベストカップルがどんなものか見せてあげます」

「「えっ?」」

「おいで、A」


は?呼び捨て?

しかもおいでって...


さっきまで泣きそうだったのに

完全に変なスイッチ入ってるし


私に手を差し出し


「早く、ほら」


・・・って、マジ...ですか?

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作者名:ami | 作成日時:2014年3月21日 0時

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