芥川龍之介を崇拝している少女の成り代わり先は溺愛されている少女だったので猫をかぶって演じるようです

『私の成り代わり物語のプロローグだよ☆』 ページ2

『あーやっぱり芥川様は全知全能の神様であってもおかしくないくらい神々しい‼』




初めましてこんにちは、芥川Aです
宝探し(という名のコミケ)で財宝(という名の芥敦の同人誌などのグッズ)を持って帰っている最中だよ
お察しの通り私はアニオタJ Kだよ




私の最推し(なんてそんなありきたりな言葉で表せるものじゃないけど)は文豪ストレイドッグスの芥川龍之介様だ





8歳のときに偶々見たときその神々しさに度肝を抜かれた




以来8年間、芥川様を崇拝し続けている
同志もいるわけだけど高校のスクールカースト上位にいる陽キャ達は“気が狂ってるんじゃないの？”みたいな目で見てくるけど私は至って正気だぞ




お前らの頭がおかしいんじゃないの？と心の底から思った←




そう思いつつ私は横断歩道を渡る




私(自作の痛)バックを見るとよりにもよって私の一番お気に入りの缶バッチが取れてしまっていた




今渡ってきた道を見ると歩道の真ん中に落ちていた




あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ我が絶対神の缶バッチがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




私は信号も確認せず飛び出して缶バッチを拾った
よかった…潰されずに済んだぜ☆←オイ





しかし…






それに夢中になっていた私は迫っていたトラックに気づかず





《ドン》






という音ともに私は車に轢かれた





周りから誰かが叫ぶ声が聞こえるけどその声は段々と遠のいていく感じがした






嗚呼…死ぬ前にせめて買った同人誌、読みたかったなぁ…





そう思ったのを最後に私はこの世を去った

『神様って大体なんでもありじゃない？と思った瞬間だった』→←『私の設定だぞ☆個人情報流したら許さん』

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す