芥川龍之介を崇拝している少女の成り代わり先は溺愛されている少女だったので猫をかぶって演じるようです

『神様って大体なんでもありじゃない？と思った瞬間だった』 ページ3

？「ねー早く起きなよ！」



うーん、もう少し寝かせて…




？「ねーねーねー！」




うーんうるさいな…




？「ねーねーねーねーねーn」




『うるっせぇぇぇぇぇぇぇぇぇ‼』




私はあまりにもうるさかったので叫んでしまった




？「あ、やっと起きた？」




『やっと起きた？じゃねぇよ』




眠いんだから寝かせてくれよ、うるせぇんだよ
私が起きた場所は真っ暗な空間だった
唯一色がついているのは私と目の前にいる人だけだ
目の前にいる私を起こした人は見た目は腹立つけどまぁまぁよかった




まぁ我が絶対神の足下にも及ばないけどな☆




神「まぁいいわ、私は神よ」




『知り合いに精神科医いるので紹介しましょうか？』




神「缶バッチ取りに行って車に轢かれた貴女にだけは言われたくない」




失礼なと言いたいけど言えない(# ﾟДﾟ)
そして神様は此処が死後の世界だと説明してくれた





嗚呼なるほど、だから真っ暗なんだな





『で、自称神様は缶バッチ守って死んだオタクJKに何の用ですか？』





神「何その態度…貴女が面白かったから転生でもさせてあげようかと思ったのに」





『先程の無礼をお許しください、美しき女神様』(土下座)





神「単純にも程があるでしょう…」





うっさいわい
だって二次元でよくある転生って言われたら嬉しくない？嬉しいよね？？だってアニメのキャラに会えるかもしれないんですよ？？？推しに会えるかもしれないんですよ？






嬉 し い で し ょ う？






神「じゃあどの世界に転生する？」






『文豪ストレイドッグスの世界でお願いします』





神「おけまる」





『あざっす!!』






おけまるとかいう神様初めて見るわ
めちゃくちゃ現代人じゃん





神「うん、じゃあこれで準備は完了したから詳細はあとで携帯に送るよ」





神様がそう言うと落ちていくような感覚がして私は意識を失った

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