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第3話 紅い紅い血の少女は死神少女と出会う ページ5

『手前…自分で何言ってンのかわからねェのか?』





太「わかってるけど?」





太宰がそう答えると少女は太宰に掴まれている手を振り払い




『手前みたいなポートマフィアの変態と一緒に死んでたまるか‼一人で死んでろこの包帯ぐるぐる中途ミイラ野郎‼』




と言い放った




太「ヒドイッ‼でもそうやって私を蔑む目もいいっ‼」




『黙ってやがれマゾ野郎‼』





15歳の青年が13歳の少女を心中に誘うというなんともカオスな光景である




それを一人傍観している中也はなんともいえない顔をしていた




中「手前は黙ってろクソ鯖…オイそこのチビ」





『あぁ⁈んだよ中原チビ也‼』






中「今すぐぶっ殺す‼」





中也は少女の発言が怒りの琴線に触れたようで
そのまま少女に殴りかかった





少女は中也が蹴った左足を掴んで受け止める





太・中「「っ⁉」」





『ハハッ…ポートマフィアってのはこんな弱いガキしかいねぇのかよ』




少女は飢えた肉食獣のような凄絶な笑みを浮かべる
そうして少女は掴んでいる中也の足を近くの廃工場に向かって放り投げた





そのまま中也は廃工場の壁に叩きつけられた





中「がっ‼」





太「中也‼」





太宰が中也に駆け寄る





中「クソッ…んだよあの馬鹿力は…お陰で重力で衝撃を和らげるので精一杯だ」





太「異能の類ではないとしたら厄介だね…楽に死ねそうだけど」





『おら、かかって来いよ“ 羊の王 ”さんよぉ…手前の実力はその程度かァ?』





少女は変わらず不敵な笑みを浮かべている





中「ハッ…上等じゃねぇか」





中也がポケットに入れていた手を出したその瞬間…





?『ふわぁ〜私達の縄張りで暴れるのはそれまでにしてくださいな』





どこが気怠げな声に3人が振り返る
そこに居たのは重武装した大柄な兵士達と先頭に立つ紫色の髪の少女だった





太「その紫色の髪…ってことは、君が噂の《死神傀儡》_氷室凍華だね」





『えぇ…そうですが?』





『はァ?こんな奴が《死神傀儡》?こんなヒョロい弱
そうな女が俺と並べられてんのかよ』






中也は「お前もな」というツッコミを抑えた







『私は貴女みたいな低俗なゴリラと並べられている方が気に食いませんわ、《紅の殺戮姫》さん?』





『ぁ?』





イヴを取り巻く殺気が濃くなった
それを見て少女_氷室凍華は不敵な笑みを浮かべる

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リィエル(プロフ) - 翠柘榴さん» ( ゚ 3゚)(目そらし) (2019年6月3日 20時) (レス) id: 9a47a5d41a (このIDを非表示/違反報告)
翠柘榴(プロフ) - リィエルさん» 理不尽なこと言うな、んなこと言ってる暇あったらストレイクエスト更新せんかい (2019年6月3日 20時) (レス) id: 9309c56f76 (このIDを非表示/違反報告)
リィエル(プロフ) - 翠柘榴さん» 私をお腹痛くなるくらい笑わせた罪。有罪!( `Д´)/ (2019年6月3日 20時) (レス) id: 9a47a5d41a (このIDを非表示/違反報告)
翠柘榴(プロフ) - リィエルさん» ってか笑うな、私は作りてぇんだヨ (2019年6月3日 20時) (レス) id: 9309c56f76 (このIDを非表示/違反報告)
翠柘榴(プロフ) - 有罪とは? (2019年6月3日 20時) (レス) id: 9309c56f76 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:翠柘榴 | 作成日時:2019年6月3日 20時

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