暴れ妖精が４０人！ ページ41
私の目をひいたのは、一対の扇。
見たものを吸い込んでしまいそうな魅力を淑やかに、慎ましげに漂わせる小粒の黒真珠。
漆黒から少しずつ白銀、純白へと変化するグラデーション。
欲しい。
ただ純粋に、そう思った。
その扇はあまりにも
前世で私が戦う際に使用していた扇とそっくりだったから。
無自覚のうちに手がそっと...
石が欠けた代わりに魔法石がはめられたイヤリングをなぞる。
「小鬼ちゃん、どうしたんだい？」
「・・・此れが、欲しいんだ。
けど今の私じゃとても買えるような値段じゃ無い。
少しだけ、触っても良いか？」
「勿論さ！！」
店主から手渡された扇は、やっぱり手に馴染む。
暖かい。
「小鬼ちゃんがどうしてもというなら誰も買えないように置いておくことも可能だけどどうする？」
「良いのか！？
今度金を作って買う！！
なるべく早く作るから待っててくれ！！」
喜びのあまり私は店主の返事も聞かず店を飛び出した。
そして誰かに正面衝突するが衝撃は思ったよりも軽かった。
頭の上から聞き覚えのある声が聞こえる。
「あ〜ファイヤーコーラルちゃんじゃ〜ん」
「フロイドか。
今金が欲しいんだが何か稼げるような仕事ってあったりするか？」
「ならモストロラウンジでバイトすれば良いじゃん！
ファイヤーコーラルちゃんが来てくれたらジェイドもアズールも喜ぶと思う〜」
その後私ことA・アンスリウムはモストロラウンジなるところでバイトすることが決定いたしました。
ーーー
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奈雪(プロフ) - 音色さん» ありがとう！ (2020年8月16日 11時) (
レス) id: 5baed18305 (このIDを非表示/違反報告)
音色(プロフ) - 奈雪さん» 大丈夫！更新頑張ってね！(ツイステ知らなくてごめんだけど) (2020年8月16日 8時) (レス) id: 74078a68de (このIDを非表示/違反報告)
奈雪(プロフ) - 音色さん» ごめんよ... (2020年8月16日 8時) (レス) id: 5baed18305 (このIDを非表示/違反報告)
音色(プロフ) - 奈雪さん» そっかぁ…それはしょうがないね… (2020年8月16日 8時) (レス) id: 74078a68de (このIDを非表示/違反報告)
奈雪(プロフ) - 音色さん» そうなんだよ...何か半角にしてって書かれてた文字を半角にしたけど反映されないんだよ... (2020年8月16日 8時) (レス) id: 5baed18305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奈雪 | 作成日時：2020年8月16日 1時
