秩序の乱れた世界に召喚された少女の記述【Eddsworld】 (ページ9)

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第7話：ネーミングセンス皆無ページ9

とりあえずリビングに集まろうと言う話になり、各自座りだす。
どこに行けばいいか分からず、一人で棒立っていると緑パーカーが隣をポンポンとしていたので、横に座らせていただく。

「さて、今日集まったのは他でもな「最初から集まってただろ」…この子についてだ！！」
『緑パーカーガン無視でわろた』

ババン！と言ったよく聞くセリフを訂正するボーリングにスルーをきめる緑パーカー、さてはこいつら仲良いな。

「緑パーカー…あ、俺のこと？俺はEddな！」
『みど…Eddな！了解！』
「こりゃ緑パーカー根付いてんな……なぁコイツのことは何て呼んでた？」
「はぁ？」
『ボーリング』
「ボーリング！！」

ブフッと吹き出しひーひーと笑い、ボーリングの背中をバシバシ叩く猫耳。
対照的にボーリングは心底嫌そうに「おれはTomだ…」と言う。そんなボーリングそんな嫌か？

「あ゛ー笑った笑った…俺はTord、一応聞くが俺のことは何て呼んでたんだ？」
『Tordね、オッケー覚えた…猫耳って呼んでたよ』

猫耳…髪型か、と呟くTord。
どうなってんだそれと聞けば癖毛らしい。ますます分からん……

「ハｯ、かわいい名前だな猫耳」
「お褒め頂きありがとうボーリング君」
「あ？」
「は？」

売り言葉に買い言葉、流れるように睨み合い始めた二人。
ここはラブアンドピース代表の私が仲裁に入ろうかと思ったが、また始まった…というEdd達を見た感じ、いつもの事っぽいのでて放っておく。

『トムと●ェリー…いやtomとtord……』
「どした？」
『あいや何でも』

思ったより語呂が悪かった。ふむ…トェリー……？いやダメだ発音しにくい。

「はいはい！僕は僕は？何て呼んでた？」
『あー君は…ナルシ君』
「Aって割と容赦ないよな」

呼び名に関しては第一印象だから仕方ない。
ご近所さんが飼ってた猫のことモップって呼んでたし(最低)……。

「ナルシ……僕はMattね、よろしく！」
『おうよろしく！』

「ねぇねぇAって呼んでいい？」とグイグイ来る彼、こいつはあれだ、大型犬みたいだな。
フリスビー投げたら拾ってくれそう(最低)