偶然か必然か【相澤消太】 (ページ15)

今日:18 hit、昨日:32 hit、合計:65,882 hit

＊相澤Side4 ページ15

もう、会うことはないそう思ってた。
いや、お互いヒーローだからどこかで会うかもしれないことくらいはわかっていた。
でも、こんなにも早いとは思っていなかった。
だって彼女はヒーローである前に”学生”だから。

サーナイトアイからのチームアップ要請。

入口でファットと会い、なぜか一緒に向かうことになった。
相変わらずどこから出しているのかわからんが次から次へとたこ焼きのパックが空になっている。

切島がインターンで厄介になっていることもあり、いろいろ話を聞きながら会場にはいる。

会議場へ入ると、もう既にたくさんのヒーローがいた。
その中で、俺の目に一番に目に入ったのは見覚えのある赤髪の少女が目に入る。

あいつも呼ばれていたのか。。。

一気に足が重くなるが、一緒に仕事をするからには挨拶ぐらいはしておかなければヒーローとしてさすがにな、、、。

「お前も呼ばれたのか。」

果たしてこれを挨拶といっていいのかはわからないが、俺の顔を見た彼女は目をまんまるにして驚き、すぐにキラキラとした笑顔になった。

ほんと、こいつの表情筋どうなってんだ。