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「…実績づくり？」
「おう！俺らが生徒会にふさわしい人材ってことを証明するためのな」
『…私も入ることになってるじゃん…』
中庭を囲む廊下を歩きながら、ｹｲｶｸｦ練り始めた。中庭には首席と人間疑惑が出ている特待生、イルマが殺り合っている。この決闘が終わったら話しかけに行きたい…
「直接会長に「入れてくれ」って頼めばよくないか？」
『確かに回りくどい…』
「…まず俺が学園のトラブルを華麗に解決！」
「ああダメだ…妄想タイム始まった…つーかお前それ生徒会の仕事奪ってんじゃねーか」
計画を楽しそうに呟くシャオロン。
そろそろ決闘終わるかな、と懐中時計を確認する。…もう少しだろうか。
『ねぇ2人とも、私ちょっと特待生に「ナメてんじゃねーぞコラァ！！(大声)」ぁぁぁ耳がーーーー！！耳がーーーーー！！』
「A大丈夫か？！なんだ…？！」
耳を押さえながら声の方を見ると、体格の良い悪魔2人にたかられている新入生の姿が！！
できれば関わりたくないけど…同級生が困ってるのは見捨てられない！
「早速トラブルや！おーし…！」
「まてまて落ち着けシャオロン！行ったらアカン！」
『じゃあ私が…！』
「「もっとダメ！！！！！！！」」
『えぇ…しょげちゃう…』
2人から腕を掴まれ止められてしまった。
確かに大先生の言う通り、ムキムキチンピラに勝負を挑むならば生徒会に通報した方が安全だ。
でもあと数秒で殴られてしまいそうで見ていられないのも正直だ。
「運が良ければ会長ともお近づきになれるかもしれないし…だからな2人とも！絶対に行ったらアカンぞ！」
『わかった、じゃ…あれ？』
隣にシャオロンがいない。嫌な予感がしチンピラ達の方を見ると…
「何やっとんねんチンピラどもーーーーーッ！！」
シャオローーーーーーーーン！！何やっとんねーーーーん！！
そこには、腕を広げ新入生を守るように立つシャオロンの姿があったのだ。
「誰かあのバカを止めてーーーーーッ！」
『よし！！止めてくる！』
「まてまてまて正義感強すぎない？！行かない方が良いって！！！」
また止められてしまった。シャオロンを見ると、牙をむき出しにして煽っているではないか！！
溢れ出る殺気に、悪魔の怖さを感じる。あんなに優しいシャオロンだって、やっぱり悪魔なんだ…
ちょっとだけ、シャオロンと距離を感じてしまった気がした。
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ちびごん1 - wrwrd96708562さん» 分かります！！！あと、ｽﾞｯｷｭﾝじゃなくてﾄﾞｯｷｭﾝだったのにﾌﾞﾌｫwwwってなるのは俺がおかしいのか？？？あ、俺もあのイラスト好みすぎて最初見たとき気絶しました← (2020年10月8日 0時) (
レス) id: 4fdb0260c0 (このIDを非表示/違反報告)
wrwrd96708562(プロフ) - めっちゃ面白いです!!shaさんのイラストがとても上手で私好みでﾄﾞｯｷｭﾝ()です！更新頑張ってください!! (2020年6月7日 1時) (レス) id: 17b0c69972 (このIDを非表示/違反報告)
風邪薬太郎丸(プロフ) - Umulajさん» 御指摘ありがとうございます、修正しました！ (2020年3月21日 9時) (レス) id: bbe03375a1 (このIDを非表示/違反報告)
風邪薬太郎丸(プロフ) - 涼太さん» 返信遅くなってしまいすみません。フォロー許可は鍵垢のみ承認しておりまして、涼太様のアカウントに鍵をつけていただいてからもう一度リクエストを送っていただけますか？ (2020年3月21日 9時) (レス) id: bbe03375a1 (このIDを非表示/違反報告)
涼太 - シャオちゃんのイラストかわいい！ショッピくんかっこいい…ゾムさんも可愛い…！楽しみにしてます。(あとTwitterフォロー許可オナシャス…名前は涼太でアイコンはオスマンさんです) (2020年3月15日 1時) (レス) id: 31e8340390 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ムコズ太郎丸 | 作成日時：2020年1月25日 12時
