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あの日。

あなたに出会ったのは
いくつもの顔を持つ稀有な存在だと知ったのは
あなたの正義に触れたのは

──偶然だった。

……本当に？

いつの間にか惚れてた
(気づいたと同時にフられてた)

ずっと見ていたい
(見るだけじゃ足りない)

もっとあなたのことを知りたい
(好きなタイプ教えて下さい努力します)

私を見てほしい
(ほかの人を見ないで)

あなたの大切な人になりたい
(……どうしたらなれますか？)

世界で1番自分が不幸だと思ったあの夜。
けれど同時にあなたと出会えた夜でもある。
瞬間、私は世界で1番の幸せ者になった。

彼の人生に私という存在が一瞬映りこんだ。

この偶然、生かすも殺すも自分次第。
モブキャラになんてなってあげない。

この出会い、絶対必然に変えてみせる。執筆状態：連載中