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拓『………えぇ〜』
拓『…本年度から鈴蘭高校に赴任して参りました』
拓『…川西拓実です』
拓『担当教科は数学で、今までずっと野球をしてきたので、野球部の顧問も受け持たせていただきます。』
拓『皆さん、よろしくお願いします』
かわにしたくみ
男前な顔に比べて少し名前可愛いんだなって
思わず笑みがこぼれる
先生は、
先生はどんな字を書くのだろう
どんなテンションで授業を進めるのだろう
どんな宿題を出すのだろう
なんて勝手にイメージを想像する
教頭『…えぇ〜川西先生には主に3年生の数学教育に携わっていただきます』
教頭『…それでは…次の先生…………』
え、今
3年生って言った……?
私の学年じゃん
神様
さっき校門の前で大きな溜息ついてごめんなさい
1年生に戻りたいなんて思ってごめんなさい
まだ会話すらしたことのない先生だ
だけど少しだけ
川西先生のおかげで
これからの学校生活楽しくなりそうな予感がした
汐『……おーいA?』
汐『…なんだよ…朝はあんなに沈んでたのに、今度はすんげえ嬉しそうな顔しとるやんけ』
って言って私のおでこにデコピンをくらわす汐恩
「……わ、もう何すんのよ…!痛い〜」
ふはって笑いながら
ほんまAは
表情がコロコロ変わって見飽きんわ〜
なんて言ってる汐恩の声は
もうもはや私の耳には届かない
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^^(プロフ) - コメント失礼致します!お話最高です🤦♀️🫶🏻良かったら続き待ってます! (2022年8月14日 3時) (レス) @page22 id: feebfdcf28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梓 | 作成日時:2021年7月28日 17時