醜い私とその他もろもろII

試し斬り ページ7

……

…

宇佐見「だいたいね！スコーピオンの上位互換ってだけですごいんだからね！」

迅「スコーピオンの強度が上げれるなら最初からそれ使ってるだろうしな。」

宇佐見「そう！強度が上げれるのはこのプロキアンが使用者からトリオンを吸収して本体に溜め込んでいるからなの！」

A「吸収…」


宇佐見「普通の人のトリオン量だとね、トリガー起動してる時にトリオン吸収されたら残るトリオンが少なすぎて戦闘用のトリオンが無くなるんだけど…

うぐっちの場合はそんな心配しなくていいし、
なんならむしろ有り余ってる分プロキアンの起動や刃の強度や大きさの調整にトリオンが回せるの！

ま、使いすぎたらトリオン切れでベイルアウトだけどね。いくらトリオンが多くても無限じゃないから。そこは気をつけて！」


レイジ「なるほど…それなら、千佳でも使えるってことか…」

小南「大きさと強度に上限はあるの？」

宇佐見「うーーん、まだ試してみないとわからないなぁ…」

小南「じゃあやってみたら？A！」

A「あっ…はい。」




迅「じゃあ相手は俺がやるよ。」

小南「はぁ？！私がやるのよ！」

A「えっ…」(やっぱり相手必要だったんだ)


……

…


烏丸「小南先輩、半年前にAに負けたまま模擬戦してもらえてないんでしたっけ。」

レイジ「あぁ。初めてAが小南に勝ち越して、Aが結果を塗り替えたくなかったからあれから小南との模擬戦一度もやってないんだよ。」

烏丸「意外と単純ですよね。Aって、あと負けず嫌いだし。」

レイジ「アレでもまだ15だしな。子供っぽいところが少しはあって安心する。」

烏丸「そうっすね。」


……


…


迅「だいたい小南はすぐ熱くなって斬りに行っちゃうだろ？」

小南「なっ！？」

迅「これはAの試し斬りみたいなもんだし、斬られないとだよ？」

小南「ううっ……」

迅「小南我慢できるの？」

小南「わっわかったわよ。今回だけだからね！」

迅「……はいはい。」(何が今回だけなんだよ…)



……

…



宇佐見「じゃあ行くよー！」

A「はい。」

迅「はいはいー。」



宇佐見「10本勝負 ……はじめ！」


ピーーー

性癖？→←ぷろてぃあん？

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