醜い私とその他もろもろII

殺る気だ… ページ24

……

…

A「ふぅ…疲れた……レプリカサポートありがとう。」

チビレプリカ「当然だ。」



歌川「鶯さん、ナイスアシスト」

A「えっ？あっいや、私は別に…」

菊地原「ま、今回は役にたったんじゃない？…今回はね。」

歌川「お前はまた…」


今回というところを強調してくる菊地原先輩はやはり相変わらずだ…



菊地原「あ、とどめ刺したのは風間隊ってことで…ヨロシク。」

諏訪「っ！おいテメェ、菊地原！」





風間『諏訪、笹森に伝えろ。良い揺動だった以上だ。』

諏訪『フンッ、だとよ日佐人。』

笹森「ハイ！ありがとうございます！」


……

…


エネドラ「この俺が…ミデンの猿なんぞに……」


菊地原「どうしますコイツ？さっき通信室でコイツに何人か殺されかけてますよ？」

忍田「捕縛しろ、捕虜として扱う。相手は生身だ無茶をするなだが、気は抜くなよ。」



エネドラ(ミラのやつが回収に来るはず…さっさと来やがれなんのためにテメェがいると思ってやがる。)


A「……なんらかの手段を使って、コイツを回収しに仲間が来るみたいです」

エネドラ「なっ？！」

(なぜわかった！？…コイツ確か、最初のザコ猿…全く攻撃が当たらなかった奴だ)


諏訪『なんでわかんだ？』

歌川『…サイドエフェクト？』

菊地原『……フン、一丁前にサイドエフェクト持ってんのかよ。しかも僕のなんかよりタメになりそうなやつ。』

歌川『おいおい菊地原。今はよせよ…』



忍田『了解だ。全員警戒！』


ビビン


するといきなりエネドラの側に黒いゲートが現れ
その中には人型ネイバーが…


菊地原「人型ネイバー！」

堤「空間操作のトリガー？」

諏訪「この野郎逃げやがんぞ」




A「はっ？…………アイツ…まさか……」



グサッ


黒いゲートから出てきた女の人型ネイバーに手首を突き刺されたエネドラと呼ばれる人型ネイバー


A「殺る気だ…」(本当に殺す気だ…)

菊地原「！？……おいっ！まっ」



シュバッ


ミラと呼ばれたネイバーの目的を視たAはいち早く動き出しプロキアンを起動する



その間も彼らの会話は続き

何か混濁するようなエネドラと、あきれた顔のミラ、


ミラはエネドラからブラックトリガーを回収し、

最後に

彼を殺そうと先ほど出した小さな黒い穴のワープから針のようなものを出す

が、


ビュン

バキバキバキバキ



A「はぁはぁはぁ……アンタら仲間でもそんな簡単に殺すんだ…」


エネドラの体に刺さるはずだった黒い針のようなものは
Aのプロキアンの太刀によりへし折られた

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