story8 ページ8
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『イチョウ先生に教えてもらった場所‥‥
この辺りだった気がする』
全速力で向かい乱れた呼吸を整え
そっと目的の場所を覗き込む
『あ、
いた‥‥!』
まだ居てくれたことの嬉しさと
また会えた嬉しさで飛びついて行こうとしたが
エイト先生の煙草を吸う姿があまりにも大人の色気が出ていて
鼓動が激しくなり何故だかなかなか近付けない
『かっこいい‥‥』
「だ〜れが?」
『!!!!??!
ヒョ、!!はっ!!!いっ!!??』
「っは!あははは!
良い反応!』
『だ、ダリ先生!?』
いきなり後ろから、
しかも耳元で話しかけてきた
爆笑したダリ先生の姿が
『急にやめて下さいよおお!
びっくりして変な声出ちゃったじゃないですか!
耳元では甘い声でお願いします!』
ダ「いや〜
あまり生徒が来ない場所に
可愛い生徒がいたものだから声掛けちゃった」
『あ、
もう一回聞いても良いですか?
ダリ先生!もう一回かわいi「あれ?ダリ先生どうしたんですか?」
『!!!!は、』
今度は頭上から聞こえる別の声にドキッとし
何故か振り向けずに両手で顔を覆う
ダ「あ〜
一服しにきたら面白い子が居てね』
そういつもの笑顔で言った直後
校内放送が響き渡る
「「ダリ先生〜ダリ先生〜至急職員室までお戻り下さ〜い」」
エ「あ、呼ばれてますよ?
火つける前で良かったですね」
ダ「う〜ん
絶妙なタイミング
じゃあエイト先生また今度火下さいね」
エ「いつでもどうぞ」
ダ「‥‥じゃあねAちゃん」
『!
はひ』
ドキッとして噛んでしまい
恥ずかしく顔を覆ったまま会釈する
エ「‥‥え、Aちゃん?」
!!!!!
いる!今絶対顔覗き込んでる!
私の顔の横にエイト先生の気配!
朝の気力はどうした私!
いや、無理
手どけられない、なんだか凄く心臓うるさい
エ「え〜っと、大丈夫?」
今の私は両手で顔を覆ったまま少し頭を下げている状態
いつもの自分なら1秒でも長く大好きな先生の顔を拝めていたいのにそれが出来ない‥‥!
全く動かなくなったAが心配になったエイトは
そっと覆われてる手に触れた
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めぃめぃ - 29のケロベロス、ケルベロスの間違い (5月11日 21時) (レス) @page28 id: 110462b49c (このIDを非表示/違反報告)
たふたふ(プロフ) - 篝火さん» コメントありがとうございます♡!わああありがとうございます♡!イチョウ先生には良いポジションをしていただいてます✨う、嬉しすぎます!!そんな素敵な事を言って下さる篝火様も大好きです♡!作品見させていただいてます♡ (2023年4月7日 23時) (レス) id: 43d6dfb854 (このIDを非表示/違反報告)
篝火(プロフ) - 凄く面白くて毎回キュン死しながら見ています!意外とイチョウ先生の一歩引いたところからの視点が好きだったりします…たふたふ様の作品大好きです!たふたふ様も大好きです!!! (2023年4月6日 10時) (レス) @page43 id: d366ff2cb9 (このIDを非表示/違反報告)
たふたふ(プロフ) - もやしが食いたいさん» コメントありがとうございます♡!なななんと!!そんな素敵な事言っていただけるなんて、!感激です!!まだ未熟者ですが頑張ります!♡ わあ!毎日ありがとうございます!嬉しいい!!ムネムネして頂けて良かったです♡! (2023年3月29日 2時) (レス) id: 7acdf4700c (このIDを非表示/違反報告)
もやしが食いたい(プロフ) - マジで小説書くのうますぎませんか!?!?毎日見に来てます…最高ですね主様…!!✨✨ドキがムネムネです!!!!!これからも無理せず頑張ってください!!!! (2023年3月28日 19時) (レス) @page35 id: 21232dd82f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たふたふ | 作成日時:2023年3月10日 9時