この学校の教師はレベルが高い【魔入間】【教師陣】

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ガルゥ「‥‥」




先程からAとすれ違う男悪魔達が振り返っては

可愛い、可愛い、エ ロい、可愛い、声かけようか、胸‥‥

と、言いながら俺の横を通り過ぎて行く





ジャズ「団長〜

あんま離れるとナンパされますよAセンパイ」





知ってるよ！！

と心の中で叫んでは、過ぎゆく男悪魔に目で圧をかける


真後ろを歩いているにも関わらず今にも声をかけられそうなA

注意しておかないと後々危ないなとAを呼べば、振り向くその可愛らしい姿に口元が緩む




『何ー？』




ガ「‥‥ああ、

Aに忠告！

その一、絶対に一人にならない事
その二、男悪魔と三秒以上目を合わせない事
その三、知らない男悪魔に声かけられても無視する事

以上」




『え、何急に

こわ』




ガ「はあああ？！！！
お前自分の立場分かってんの？！

いいからこれ絶対守れよ！」




ガルゥの発言に爆笑するジャズと
意味わかんないと言う顔をするA




不服そうに相槌を打ちながら前を向けば、視界に一際目立つ三人組が‥‥




『‥‥え？』




立ち止まりじっと見つめれば、そこには間違いなく大好きなエイト先生達の姿

遠くからでも分かる、先生達三人の引き締まった身体と割れた腹筋

そして教師の制服ではなく水着‥‥

エイト先生に関しては上着を羽織っている為そこから覗く腹筋が魅力的すぎるし何より、三人ともかっこ良すぎて目立つ




心の中で叫びながら、直ぐに先生の所へ行こうとした瞬間

信じられない光景を目にし思考が停止する










『誰

その隣に来た女の人』











ジ「A先輩？
どうしたの？」





急に立ち止まり黙ってしまったAを心配したジャズが話しかけるも、何も反応せずただ立ち尽くすばかり




ジ「え、マジで大丈夫？」









‥‥今は見たくなくて直ぐに目を逸らしたけれど、しっかりと見てしまった


エイト先生の腕に嬉しそうに絡みつく女の悪魔(人)


綺麗な人だった





エイト先生が気になった人なのかな





好きになるって、言ってた






泣きそうになるのを我慢するように下唇を噛み締め俯くA

その時、頬に感じる暖かい手の温もりにそっと視線を向ければ、心配そうな顔で見つめるガルゥの姿





ガ「どうした？」





ジ「‥‥団長が急に独占欲丸出しで束縛じみた事するからですよ」





ガ「ちょっと、まて

ジャズ黙って！まじで！！」





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