この学校の教師はレベルが高い【魔入間】【教師陣】

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騒いでいた後ろからゆっくりと近付いて来たダリ先生により強制的に帰らされた私

帰り際にチラッと後ろを見れば2人並んでダリ先生に注意されているであろう光景が目についた





‥‥






今日は帰るか。
そんな事を思いながら歩いていれば

流石は職員室前の廊下
前方から白衣を着たマルバス先生のお姿




『！！

マルバス先生ぇえ！
ちゃんと、ちゃんと白衣定期的に着てるんですね！
私の為ですか？！凄い似合ってます！』




マ「Aさん！

いや、普通に着てるよ？

それよりも！この前出来なかった事する？」




『何ですかこの前って！』




マルバス先生の手を握りながら見上げれば
楽しそうな笑顔で「拷問学予習する？」
なんて言う物だから、是非！と二つ返事を返す





マ「じゃあいこっか！」





くるっと来た道を振り返り歩き出すマルバス先生の後ろ姿を見ては一瞬立ち止まるA





『‥‥ちょ

先生？』





マ「どうしたの？」





いや
その振り向きは可愛いですよ

でも今はマルバス先生の背中にびっしりと着いた‥‥汚れと言おう。

汚れが凄くドン引きし立ち止まってしまった




『‥‥センセ

私やっぱ帰る』





マ「え！何で？！

せっかく電流の新しい器具手に入れたのに！

試してみない？」





今度はマルバス先生にぎゅっと手を握られ
イケメンの破壊力に揺らぎ
『行きます』と即答すれば満足そうに手を握りながら歩き出す先生





『あ、て、手！
先生興奮して手握ったままですよ？！

ありがとうございます！』




マ「ああ‥‥

知ってるよ」





目が合ったと思えばいつもの優しい笑顔ではなく薄らと笑う姿に釘付けになってしまった

‥‥マルバス先生スイッチ入ってません？
もう逃げられないと確信し手を握り返せば今度はいつもの笑顔の先生にドキッとする




‥‥





拷問学の教室に着きドアを開け
手は繋がれたままなので一緒に入っていけばふとダリ先生の言葉を思い出す





『‥‥マルバス先生？

密室で2人っきりになっちゃっても良いんですか？』





ピタッと止まりゆっくり目を合わせたかと思えば
笑顔になる先生




マ「大丈夫！

ここ教室でしょ？密室じゃ無いから！

それとも‥‥Aさんは何か意識しちゃってるのかな？」





優しく笑いかけられているとは言え
そんな事を言われれば顔に熱が集まっていくのが分かる

そっと下を向き黙り込めば手を離され優しく頭を撫でられた





マ「‥‥可愛いね」




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