この学校の教師はレベルが高い【魔入間】【教師陣】

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ガン無視を決めたまま職員室を後にしたカルエゴ先生のガッチリとした後ろ姿を見ながら、いつかあの背中に抱きついてやろうと心に決めた
うん。頑張ろ





あの(・・)カルエゴ先生からタオルケットを貸して頂き
膝に掛けたまま机に伏せること数分





(あ、なんかこれヤバいかも‥‥
ダリ先生真剣に仕事してる‥‥かっこいー‥‥)





なんとも心地よい雰囲気と足元の暖かさでうっかりと瞼を閉じ眠りに落ちた





‥‥





ツ「あーー疲れた！
ホント疲れた！

何か癒しを‥‥アクドルの雑誌でも見るしかない」





エ「ツムルうるさい
雑誌は後でにして先に残ってる仕事片付けとけよ」





実技の予行練習という名目で組合をしていた2人
余裕そうなエイトとヘトヘトのツムルは職員室に入ってくるなり
カルエゴが居ないのを確認し、ソファーにふんぞり返る(ツムルのみ)





ツ「‥‥ん？

んん？」




エ「何」




体を起こしジッと見つめる先には
何故か職員室なのに寝ている生徒の姿




ツ「‥‥何でここで寝てるんだ？

ダリ先生普通に仕事してるし」





不思議に思ったのと誰なのかと言う興味で近付けば
規則正しい寝息を立てる小悪魔





ツ「うお、

デビ可愛い」




ダ「‥‥起こしちゃダメですよ？」




ツ「え、すんごい甘やかしてるじゃないですかダリ先生

てかすご‥‥俺癒されたかも」




ツムルが何故かガン見していたので
ふと気になり立ち上がって見に来てみれば

長いまつ毛に薄く開かれた唇

安心しているのか気持ちよさそうに眠るAの姿





エ「‥‥まじか」





ツ「なぁ

なんか色気付いてない？Aちゃん
寝てるから？え？女の子って眠るとこんな可愛いの？
何これアクドル？」





エ「うるさいツムル

見るな」





ツ「何で？！」




そのツムルの一言でピクッと動くA




『んっ、』




エ「！」




ツ「うお、エ ロ」




バキッ




え！？と、
音のする方を見れば笑顔のダリ先生




ダ「おっと、

間違えてボールペン折っちゃった〜！
ちょっと新しいの貸してくれます？

ツムル先生」




いやいやいや！！
まって？！ボールペンって間違えて折れる物？！
ダリ先生の笑顔が今は怖い



そんな事を思いながら動揺する2人




エ「つ、ツムル！ボールペン！」




ツ「あ、今！持って来ます！」




物凄く動揺したツムルが自分の机に向かおうと向きを変えれば
足元をつまづかせAの元に倒れこんでしまう



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