この学校の教師はレベルが高い【魔入間】【教師陣】

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ニヤニヤしながら教室のドアを開け
お目当ての悪魔に一直線に向かう






『おはよう！ガルゥ！

ねぇねe「近付くな！見てた。見てたから近付くな」





『‥‥何を？』





全く意味のわからない事を言い出す目の前の悪魔に
クエスチョンマークだらけて呆然と立ち尽くす





ガ「Aさっきライム先生と何か話してただろ」





『話してたよ？
あ！見てたってライム先生と話してた所？

何でそれが近付いちゃダメになるの？？

え？？何ほんと』




何故だか目を合わせようとしないガルゥ




「‥‥お前がライム先生に個人的に話に行くなんて
ろくな事考えてないんだろうなって思ってたけど」





『ろくな事とは何ですかああ！!

あほ！ガルゥのあほ！！
へんたい！！

てか見てたとか何よ
私のこと好きじゃん』





ガ「何でそうなるんだよ？！
いや、なんかいつも通りで安心した」





『はっ！！！

これが気を緩めてるってやつ‥‥！
ライム先生に注意されたのに！！』





ガ「まぁ、頑張れよ」






‥‥教室入ってきた時のAがいつもよりも可愛くて

ましてや自分の元に一直線に来た物だから少し動揺した

なんて言えずにAを見る






‥‥




時は過ぎ放課後







ガ「はぁああああああ」


‥‥長かった

1日が長かった
何故だ？
いや、分かってる
隣にいるこの小悪魔が何故か全力で絡んできたからだ

今日のAはいつもと雰囲気が全く違う
本気で恋をしたなんて言ってたからライム先生にアドバイスをもらい俺で試しているんであろう

そんな事分かってるのに
‥‥何故か目で追ってしまう

いやー‥‥高学年の魅力やべぇ‥‥





『どうしたの？ガルゥ』




ガ「ほんと‥‥お前今日もう帰れ」




『え、やだ

今日もガルゥと一緒に魔術開発師団行って見学するの』




楽しそうに言うAに
何故かイラッとする




ガ「だ！め！だ！

どうせジャズだろ？！

ぜぇっったいにダメ！！！」




『お、おお
凄いね今日のガルゥ

うるさいよ？』




ガ「お前に言われたくないんですけど？！」





『‥‥ガルゥ怖い

そんな嫌い？私のこと」





ガ「ッ、

〜！！ほんと、やめて下さい‥‥」





ぎゅっとガルゥの制服の裾を掴み上目遣いで言えば
消え入りそうな声で机に伏せてしまった




『かわい』



心の声が少し漏れてしまったが
今日のところは仕方ない！
ガルゥもちゃんと男の子だった！




『じゃあ私今日は帰るね！

また明日』




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