Case02:薮ちゃん 番外編 ページ41
Daiki side
社会人になるって
たちまち取り巻く環境が変わる。
聞いてはいたけどこんなにも
変わるなんて。
自宅と職場の往復に家事が加わって
友達と会う時間もなかなかない。
仕事帰りのこの場所が
いつのまにか
ちょうどいいリセットスポットになっていた。
いつもの場所に座って、
ビールとオムライスを頼む。
大「おつかれー」
当たり前のように
隣に座るこの人にも
いつのまにか慣れた。
にこにこと
俺を見渡して当たり前みたいに言う。
伊「おまたせー」
大「待ってねーよ。」
伊「えー、ほんとは嬉しい癖に。
ビールと、サラダ。
トマト多めで。
あと、
唐揚げと今日のお魚。」
大「よく食うなー。」
伊「つかれたぁー、、、」
いのちゃんは、
こうやってここにきては
Aのことを話してくれる。
もちろん頼んでない。
いのちゃんのせいで、
俺はいつまで経ってもAを
忘れられない。
大「いのちゃんは、何がしたいの?」
伊「へー?」
大「俺にどうしろってんだよ。」
キョトンとした顔でこっちを
見上げる。
ずるい、、、わかってるくせに。
大「何の得があるの?」
伊「得ぅ?
俺は損得勘定で動かねーよ。」
大「余計なぞなんだけど、、、」
伊「んー、見たいだけかな。
大ちゃんが心の底から笑うとこ。」
優しい顔してそんなこと言って
微笑むから
俺は簡単に何もいえなくなってしまう。
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姫(プロフ) - haruさん» 見ました!!返信送らせていただくので見てください〜(;_;) (2018年8月4日 19時) (レス) id: 2c2323ddc3 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - 姫さん» メッセージ、送りました〜!相当長いので覚悟してください。笑 (2018年8月2日 21時) (レス) id: 95f690e45f (このIDを非表示/違反報告)
姫(プロフ) - haruさん» りょうかいです〜!!気長に待ってます^ ^ (2018年7月19日 23時) (レス) id: 2c2323ddc3 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - 姫さん» とりあえず、メッセージ送ってみますねー。ちょっと渡せる状態になるまでしばしお待ちくださいー(^ ^) ぜひもう好きなように変えてください!! (2018年7月17日 14時) (レス) id: f0ed0438dd (このIDを非表示/違反報告)
姫(プロフ) - haruさん» haruさんの作品頂けるなんてこちらこそ感謝です、、私のデビュー作になります笑 haruさんにとっての高木くんが私にとっての裕翔くん 並に多分難しいので変えちゃうかもです(;_;) えっと、、どうしたらいいですか?? (2018年7月16日 0時) (レス) id: 2c2323ddc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:haru | 作成日時:2018年6月24日 22時