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一歩。02 ページ8
突っ立ったままの私。
伊野尾くんの髪が、
頬に当たる。
、、、、？
伊「、、助けて、
くれんの、。」
弱々しいその声は、
初めて聞いた。
頬に当たるふわふわな髪を
恐る恐る撫でた。
伊「、、寝れない。」
「大丈夫です。」
伊「うん。」
「私がいます、、、」
伊「うん。」
「伊野尾くん、
マッサージ、、、」
伊「うん、、いいや。」
「え？」
伊「なんかもぅ、
眠くなってきた。」
手を引かれて、
ベッドに倒れこむ。
抱き枕みたいに
抱きしめられたまま、
伊野尾くんは、
一言呟いて眠りに落ちた。
伊「ありがと。」
すぅっと寝息が聞こえる。
よかった、、、
でもなんで？
マッサージもしてないのに。
伊野尾くんの匂いが
胸の辺りをきゅーって締めつける。
どうしよう、、
このまま、
ここを離れたくない。
今日だけ。
今日だけは、、、
側にいたい。
ダメだと思いながらも、
暖かい腕の温もりに甘えて、
目を閉じた。
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haru(プロフ) - 姫さん» ありがとうございまーす！！あっちも、まだ続きがありますので、お立ち寄りくださいねー( ´∀｀) (2018年4月14日 20時) (
レス) id: a785110581 (このIDを非表示/違反報告)
姫(プロフ) - 遅くなりましたが移行おめでとうございます！そして記念作品も読みました〜！！相変わらず最高ですね（笑） (2018年4月14日 10時) (レス) id: 2c2323ddc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haru
| 作成日時：2018年4月9日 22時
