大嫌いな先輩と。３

love105 ページ15

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辺りが薄暗くって、

よく前が見えない。



暗いの苦手なんだよね ...


こんなことならはやく家に帰るんだった..苦笑




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太輔「 A ・・・ 」


え、･･･ 先輩の声聞こえたけど、
前見えないし、 気のせいかな。




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だけど、 あたしの家の前に
先輩が 立ってた。





A「 . ..せんぱい ･･･ 」








　先輩はあたしの方に走ってきて






　あたしを抱きしめた。








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　 ふわっ



　先輩の甘い匂いがする。




　先輩の優しい体温を感じる。




　

　

A「 せんぱっ、.. なんでっ . . ・・・ 」


　自然と涙がでてきて、 上手に言葉を話せなくなった。



太輔「 A。 もう遅いかもしれないけど。俺、Aが好きだよ。」


A「 ・・・ほ ･･･んと ・・・・ ？ 」

太輔「 ずっと、好きだった。」

A「 先輩.. 」



　あたしも先輩の背中に両手を回した。





　そして 、

　静かに、 そっと.長いキスをした。





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　ずっと ･･･


　ずっと、 ずっと

　ほしかった。



　

　あたし 、
　
　幸せだね。









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