空は憎たらしいほど美しい（ 月華） ページ6
・ダイゲの悲恋
・書きたかった…()
・ダイモブ要素あり
「僕ら結婚するんだ。それで、ゲッカに1番に報告したくてね」
「……お、おめでとう、ございます。 モブ美さん素敵な女性ですから、しっかり、守ってあげて…くださいね」
ガツンと鈍器で頭を殴られたかと思った。それほどまでにダイゴの告白は私の中で反響した。
何時までも一緒に居ようと誓った友は私を置いて、先へ先へと進んでしまった。あぁなんでだろうね。いつも隣に居たのは、あの子よりも先にダイゴが好きだったのは…私だったのに…。振られるのが、隣から居なくなるのが嫌で、ズルズルと関係を続けたせいかな…。
なんで、自分から、言わなかったんだろうなぁ…、
頬に流れる涙を拭って、また歩き出す。
「こんな気持ちなら…知りたくなかった」
何時の間にか降り出した雨に私の言葉はかき消された。
「行こうか。モブ美」
「うん、ダイゴくん」
そう、これで良いんだ。これで。泣きそうな顔でおめでとうと言ってきた僕の好きだった人は、きっと、他の誰かが好きだったんだから。だから、これで良いんだ。20年間背負ってきた恋心にそろそろ終止符を打たないとね。
大丈夫、僕から別れを突き出したのに。なんで、なんでこんなにも…胸が痛いんだ。
ポタリと雨が頬に当たる
生暖かいそれは僕の気持ちを代弁しているかのようで、気持ちが悪くなる。風邪ひいたら困るからと彼女を急かして、家へ戻る。
玄関に飾っている、2人で撮った写真は僕のことを惨めにして、嫌になる。今度全て捨てよう。彼女がいた痕跡を。
もう、きっと一生会えないんだから。
そう考えて、写真に手をかける。
「(こんな事なら／こんな気持ちになるなら 恋なんて知らないままが良かった…)」
庭にはスイートピーの花が咲いていた。
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
書きたかっただけのもの。この軸のダイゲは多分ダイゴさんが離婚しない限り一生合わない。
物捨てるとか言っておいて、この人いざ捨てようとすると泣き出して捨てられない。ってオチ。
互いに死ぬまで引きづる。
こういうの好き
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らいら(プロフ) - えっ…あ…え…っえ？あっ…ありがとうございます…！学校行く前に大泣きしました草ですね() (2022年5月11日 7時) (
レス) @page11 id: 5a21f89cc8 (このIDを非表示/違反報告)
はかめふ(プロフ) - イクカホ書かないと(使命感) (2022年5月10日 20時) (レス) id: 604407214b (このIDを非表示/違反報告)
さにわちゃん(プロフ) - 私もNメル書かなきゃ…() (2022年5月10日 20時) (レス) @page1 id: a7536cdb62 (このIDを非表示/違反報告)
まぬか - 無事死亡しました。ありがとうございました。お墓はここで合ってますか？ (2022年5月10日 20時) (レス) @page9 id: f071e084ec (このIDを非表示/違反報告)
らいら(プロフ) - 月華さん» らむ「ダブル結婚式でもするか？」← (2022年5月9日 15時) (レス) id: 5a21f89cc8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
