ロケット団* ページ10
「何者！」
グラジオが、眉間にシワをよせて叫ぶ
「何者！と言われたら。」
「聞かせてあげよう我らが名を！」
「花顔柳腰、羞月閉花。儚きこの世に咲く一輪の悪の花！ムサシ」
「飛竜乗雲、英姿颯爽。切なきこの世に一矢報いる悪の使徒！コジロウ！」
「一蓮托生、連帯責任！親しき仲にも小判輝く悪の星！ニャースでニャース！」
「「ロケット団、参上！」」
「なのn((ソーナンス！！」
今、ニャース遮られたような…
じゃなくて！！！
『ろ、ロケット団？だか何だか知らないけど！？ルガルガンとエーフィを返して！』
「返せって言われて返す悪はいないのよー」
そういって、車を発進させるロケット団
『あ、待って…っ！！』
「…！イワンコ！！」
追いかけようとした私たちの前に出て、誰よりも早く追いかけるイワンコ
「いいぞ、イワンコ！そのまま噛みつくだ！！」
サトシの指示通り、イワンコはネットに噛みつき必死にしがみつく
すると、あちらも抵抗して危ない運転をしだす
あのまま攻撃したら、落ちたポケモンたちがダメージを受けるかもしれない…
普段なら、余計なダメージを負わせるような事は絶対にしないけど…
キュワワーもいるし、今は何より救わないと…！
『グラジオ！タイヤにっ…』
ひぃひぃと絶え絶えで情けない声が出る
うぅ…もう少し運動しておけばよかったかも…
息を切らしながら言う私に、隣を走るグラジオが頷く
ドレディアが入ったモンスターボールを、車の方に投げる
ポンっと出てきたドレディアは、いつでも来い！とでも言いたげな顔つきだった
『よしっ、ドレディア！リーフストーム…！！』
「ブラッキー！あくのはどう！」
勢いよく繰り出された攻撃はタイヤに命中し、車が横倒れになる
「『イワンコ！！』」
ルガルガンやエーフィは無事だったものの、しがみついていたイワンコが投げ飛ばされる
『！大丈夫なの…？』
バッ、と起き上がったものの、傷だらけの姿に心配になる
『っ…ポケモンにあんな荒いマネするなんて…許せない！』
「よーし…ピカチュウ！」
『私達も…！』
そう言って立ち上がった時だった
『！…グラジオ？』
「ここは……俺達に任せてくれ」
そう言って私達の前に出たグラジオとルガルガンは、今までとは少し違う雰囲気だった。
*…*…*…*…*…
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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2019年10月8日 17時) (
レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
零 - んぐっ、、、久し振りに見たら堪える (2018年8月23日 22時) (レス) id: 81b2e2d443 (このIDを非表示/違反報告)
よっしー - 少し中途半端な終わり方でした。でも私もグラジオファンなので、続きをつくって欲しいです！ついでに私もブラッキー使いなので嬉しかったです！ (2018年4月22日 6時) (レス) id: fe14cd9ab0 (このIDを非表示/違反報告)
海零 - なんか中途半端な終わり方だったな〜頑張ってね〜。 (2018年3月12日 21時) (レス) id: 1043ba656f (このIDを非表示/違反報告)
凜(プロフ) - グラジオかっこいい！頑張ってくださいね！ (2018年3月2日 15時) (レス) id: 8f4e5bf045 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れあ | 作成日時：2017年12月19日 1時
