知り合い ページ9
私の返事に
【(笑)(笑)(笑)】
って
ええ、なに
返事早すぎて笑われた？
だって仕方ないじゃん！
嬉しかったんだもん！
めいいっぱいオシャレして迎えた当日
こんな日に限って約束の時間ギリギリに仕事を終えて
走って向かうことになるとはなんたる失態
二宮さんから送られてきたお店は隠れ家的なバーで
ほんとにここなのかな…
って恐る恐るお店に入ると
「あ、もしかして二宮さんの？」
って、若いマスター？なのかな
に言われた。
私と同い年か、なんなら年下かな？
随分若くみえる
「はい、そうです…」
「やっぱり笑
二宮さんなら、奥で待ってますよ」
「あ、すみません
ありがとうございます」
「いいえ、ごゆっくり」
ニッコリ微笑まれて
思わずドキッ
だって
二宮さんの事務所にいても
おかしくないくらい綺麗なお顔立ちなんだもん
奥ってどこ？って思ったけど
案外すぐ見つかった個室
ガチャって開けたら
「おそかったね」
タバコを灰皿に押し付けて
私を見上げた二宮さんと目があった
わぁタバコ吸うんだー
って
こんな時までときめいてる私
「すみません、遅くなっちゃって」
「仕事してたの？」
「はい」
「んじゃ仕方ないじゃん？
そーゆー日もあるでしょ、仕事だもん」
「…っ///」
「クク笑
なにドキドキしてんのよ」
…バレてる…
この人には隠し事できない
「とりあえず座ったら？
何飲むの。
あ、おまえ酒飲めないか」
「え、私飲めますよ？」
「ちょっとだけだろ？
あんま飲んだら寝ちゃうじゃん」
「うぅ、返す言葉もありません…」
お酒飲みすぎて寝ちゃって
二宮さんに介抱していただいたことは
忘れたくても忘れられない過去
あれは今となっては良かったのか悪かったのか…
あれがなかったら二宮さんとはもう会えてないだろうけど
見せなくてもいい姿見せちゃってすごく後悔してるのも事実
「んー、ちょっと
ハルキ呼ぼう」
メニューを読みながら、首を捻った二宮さんがピンポンを押した
「はい、お呼びでしょうか」
「ええ呼びましたよ」
「ハハ、なんかありました？」
ハルキ、って誰？
あ、もしかして、あのマスターかしら？
とか思ってた私の予想は的中
2人は知り合いなのか、すごく親しげに話してる
「んじゃ、テキトーにつまめるもん持ってきて」
「かしこまりました」
「ん。よろしく」
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橘花(プロフ) - おかえりなさい。このお話やっぱり大好きです。二宮さんの天邪鬼な優しさにきゅんとしちゃう。。4日徹夜した甲斐がありましたね！おーんまでしてもらっちゃって。。しかも今度はお手伝いさんって、、住み込みですか？？ですよね？？ (2018年5月3日 21時) (
レス) id: c285604a1b (このIDを非表示/違反報告)
涼杜兄妹(プロフ) - おかえりなさいー！！待ってました！更新ありがとうございます、とても嬉しいです。ファンとしてショックでしたけど、お話の中の和さんは別人だと思ってうはうはさせてもらってます！今後も応援しています！ (2018年5月1日 21時) (レス) id: 400e48a6ce (このIDを非表示/違反報告)
ちゃこ(プロフ) - それでもファンをやめられず嵐を嫌いにはなれません。そして、このお話を嫌いになることもたりません。立ち直るのはとても思っている以上にたいへんかもしれませんが、これからも応援しています。 (2018年4月16日 3時) (レス) id: 83f57e34a6 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃこ(プロフ) - はじめましていつもありがとうしております。私も今回のこととてもショックでした。どうして？なんで？そんなことばかり考えました。別の一般化ならきっとここまで考えなかったかもしれません。彼の口から何か聞けたなら違うかもとか、色々考えました (2018年4月16日 3時) (レス) id: 83f57e34a6 (このIDを非表示/違反報告)
みはる(プロフ) - くぅ。さん» そうですよね。彼の愛する人から、私たちファンがどれだけの屈辱を受けたか、彼は気づいているのでしょうかね。この道を進むことで彼が幸せになれるなら、なんとか受け入れようと頑張りますけど、、、ファンのことはどこまで考えてくれているのかが気になります。 (2018年4月14日 9時) (レス) id: d6478e436f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くぅ。
| 作成日時：2018年1月8日 23時
