子猫*藤ヶ谷side ページ6
…なんだ、やればできんじゃん、この女
相変わらず顔は見れねぇみたいだけど
ちょっとからかってやるかな…(ニヤリ)
オレは小さくプルプル震えている子猫みたいな優に近づいて頭をポンポンっとした。
藤ヶ谷 言えんじゃん
優 ?!?!?!
北山、千賀、横尾、宮田、二階堂 ぅえ?!
玉森 あ
小さな体が大きくビクッと震えた。
そんなに、俺が苦手なのか…
俺の事こんなに引く女は珍しいからちょっとショックではあるけどな…
千賀 優ちゃん…大丈夫…?
宮田 優ちゃん…?
優はプルプルと体を震えさせながら、、、
ゆっくりと頭を上げて…
俺を見た
.
俺を見上げた優の目は、
子猫みたいな目で、
ウルウルして、
泣きそうで、
鼻がちょっとピクピクしてて、
ーーーーー 顔が真っ赤だった ーーーーー
優 っっ!!ゃっ…!!
ドンっ
藤ヶ谷 いって…!
優に突き飛ばされた俺は壁にぶつかった
横尾 太輔っ!大丈夫かっ?!
優 あっ…!
千賀 優ちゃん、突き飛ばすのはやりすぎだよ…!
玉森 怪我ない?
二階堂 優ちゃん、さすがに謝った方がいいよ?
藤ヶ谷 大丈夫だ… 優、キスマイBUSAIKUでほぼブサイクとった事がない俺を突き飛ばすなんてやってくれんな…(ニヤリ)
優 っ…!!
みんなに責められた優はポロポロと泣き出した
千賀 ご、ごめん泣かせるつもりは…
二階堂 優ちゃん…
優 ごめんなさいっ…私、こんなんじゃメンバー入りなんてクビですよね。もっと似合う方がいます。メンバー全員が好きで、もっと可愛くて、もっと常識があって、挨拶もちゃんとできて…私なんかっ…
優は大粒の涙を流しながら、もう一度ごめんなさいと言って部屋を出て行ってしまった
俺が苦手って分かっていたのにちょっとやりすぎたか…
宮田 俺、行ってくる。みんなは待ってて
藤ヶ谷 俺も…
宮田 いや、ガヤさんは待っててください
藤ヶ谷 あ…?
宮田 …ごめん、俺が優と話ししたいから
そういうと宮田は静かにドアを閉めて部屋を後にした
なんか、気にくわねーな
千賀 ガヤさん、苦手って分かっててなんで頭ポンポンしたの?
二階堂 突き飛ばした優も悪いけど、触ったガヤもガヤだよ
藤ヶ谷 …面白いじゃん優
千賀 …ガヤさん?
絶対に惚れさせてやる…
.
29人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
とも(プロフ) - おはようございます!いつも楽しみにしてます!リクエスト大丈夫ですか?おは (2020年5月17日 8時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
マグロの解体 - とても面白くて見入っちゃいました。早く続きが読みたいです。 (2020年4月3日 15時) (レス) id: da3788542d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:らびだんご | 作成日時:2020年2月26日 12時