怪我の功名part6 (番外編)…Tweedia様 ページ21
オルガがこの村で治療を始めて2週間。
怪我から来る熱は既に引き、足も引きずってなら移動出来るまでに回復した。
ロア「モミル、採ってきたぞ！」
イーブイ「イブィッ！」
頭に付いた雪を払いながら畑に生えている薬草を採ってきたロアとイーブイが帰ってきた。
このイーブイはオルガが心配らしくモミルの家でオルガと共に居候している。
実は居候するのにはうひとつ理由があって…
ニンフィア「フィア〜！」
片付けをしていたサーナイトとニンフィアが顔を出す。
イーブイ「イブッ！」
イーブイはニンフィアの顔を見るなり嬉しげに尻尾を振った。
オルガ「随分ここでお世話になっちゃってますよね私達…」
オルガがふと呟いた。
モミル「私だって手伝ってもらってるし！お互い様よ、気にすることは無いわ！」
モミルはポンとオルガの肩を叩いて台所へ向かった。
アブソル「アブソ！」
アブソルも手伝いの為に起き上がって台所へ向かう。
と、
ルカリオ「ガウッ！」
窓からネジ山で修行をしていたルカリオが飛び込んで来た。
オルガ「お帰り〜！」
ルカリオは雪を被った頭をブルリと振るい腕の中の物を見せる。
そこには少し凍った大量の木の実が抱えられていた。
モミルも目を輝かせる。
ルカリオ「ゥガウ！」
ロア「洞窟に沢山溜め込んであったから全部採ってきた」
ロアがルカリオの言葉を通訳すると同時に、ニンフィアに夢中だったイーブイが慌ててルカリオに突っ込んでくる。
イーブイ「それオイラの木の実じゃないか！？」
ロア通訳の言葉に一同の笑顔がひきつった。
ルカリオ「マジか…」
ルカリオはうつ向く。
イーブイ「いーや、もう必要ないし」
しかしイーブイはそう言うと再びニンフィアの方へ行く。
ロア「どういうこった？」
ロアが尋ねるとイーブイは振り向いた。
イーブイ「え？オルガはニンフィアをここに置いていくつもり？」
オルガ「は！？置いていく訳ないじゃないの！？」
オルガが声を張り上げるのを見てイーブイは頷いた。
イーブイ「じゃ、オイラはオルガのパートナーになるしかないだろ？ニンフィアと離れたくないんだからさ」
一同「ええええええぇぇぇぇ！？」
一同の声がモミルの家に響きわたった。
このイーブイは後にグレイシアへ進化をする。
はい、グレイシア編でした！
もうオルガではなくそのパートナー目当てで仲間になったある意味凄い奴です。
あとはリーフィア…
これこそ一話で終わらせたい！
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CrazyBook(プロフ) - 深雪さん» お誕生日おめでとうございます！現在更新中の話も読んで頂ければ光栄です！ (2018年6月12日 14時) (
レス) id: 31b46a970e (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - きょうはわたしのたんじょうび (2018年6月12日 11時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - 瑠美さん» コメントありがとうございます！アローラでその話を書くと番外編の枠を超える可能性がありますので【今は】書きません。また別の形で書く時を楽しみにしていてください！ (2017年8月21日 6時) (レス) id: 8f8f84774f (このIDを非表示/違反報告)
瑠美 - CrazyBookさん» 完結おめでとうございます。嬉しいようで、寂しいです。今度は、主人公とアラン二人が、アローラ地方に住むお話が良いな。結婚しついる。サトシも、アローラに居る。 (2017年8月21日 5時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - 桜さん» ようやくリクエストの消化兼、シリーズの完結を行いました！長く待たせて申し訳ありません…！またのリクエストをお待ちしております！ (2017年8月20日 21時) (レス) id: 8f8f84774f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CrazyBook | 作成日時：2017年2月24日 13時
