6話 ページ7
太宰side
「私。外に出たのが。人生で３回目くらいです。」
太「！？」
さ、３回？
「父と母は、外には危ないものが沢山あるから。
出てはいけないっていってました。
でも。その父と母は一週間前事故で死にました。」
太「それは…つらいだろう」
「いえ。辛くはないです」
太「きみは、ご両親が好きだったかい？」
「わかりません。
家族ってどんなものか分からないから。
でも。嫌いにはなれなかったと思います。」
この子は外の世界を知らなすぎるんだ。
太「Aちゃん。」
「はい。」
太「私と一緒に来ないかい？」
「どこにいくんですか？」
太「武装探偵社」
「？
でも。
私普通じゃないから。」
太「普通だよ。」
「？！」
太「君は普通だ。」
「ちがう。
私には生まれつき変な力があるんです。
人の気持ちが読めたり。
その他にも。」
太「すくなくとも。私からしたら君は普通だ。
君は私の心が読めるかい？」
「太宰さんの心は読めないんです。
だから。何者なのかなって。
もしかしたらもう死んでますか」
そういってAちゃんは私の胸に耳を当てた
太「ちょっ/////」
「生きてる……。」
少し残念そうな顔をするのは辞めてくれ………
それより。
ち、ちかい/////
私とはかなりの身長があって、
ちょっと背伸びをして心臓の音を聞いている。
太「Aちゃん、私は今の君が言った言葉を聞いて、
益々武装探偵社に連れていきたくなったよ。」
「…………」
太「私がついている。もう君は外に出てもいいんだよ。」
「ほんとに………
ほんとにそばにいてくれるんですか」
太「あぁ。約束するよ。」
そう言うとAちゃんは安心した顔で頷いた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
霜月奈夢(プロフ) - もちこ。さん» はい、しっかり外れています。大丈夫です。 (2017年5月30日 22時) (
レス) id: 93625887de (このIDを非表示/違反報告)
もちこ。(プロフ) - 霜月奈夢さん» わざわざ教えて下さりありがとうございます！！いまいち使い方がまだ良くわかっていなくて………確認してチェックを外してみたのですが、これで大丈夫でしょうか？ (2017年5月30日 21時) (レス) id: b54354e75e (このIDを非表示/違反報告)
霜月奈夢(プロフ) - オリフラ外れていません。違反の対象になります。 (2017年5月30日 21時) (レス) id: 93625887de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もちこ。 | 作成日時：2017年5月20日 6時
