2話 ページ3
太宰side
あー、なんて今日はついてない日なのだ。
また、入水に失敗してしまった。
お陰で財布は流されるわ、散々だ。
まぁいつもの事なのだが………
あ!こんな時は!あの歌を歌おう
太「しんじゅ「心中は1人ではできない〜♪」!?」
驚いた。
心中ソングをほかの人が歌っているところを本家以外で初めて聞いた。
誰だと思い河原の坂の方に目を向ける
そこには髪の真っ白な少女がいた。
うつくしい
不覚にもそう思った
太「美しいお嬢さん」
少女はこちらに目を向ける。
赤い目がこちらを見る。
顔色を全く変えないまま、不思議そうに見つめていた
太「私と心中していただけませんか」
「あなたと心中したら、どうなりますか」
まぁ、断られるのはいつものことだ。
ん?
太「あ、え?」
真っ直ぐこちらを見る
「あなたも死にたいんじゃないんですか?」
初めてだ。こんな子。
この子の目には光がない。
太「少しだけ隣に行ってもいいかな」
「別に、いいですよ。」
話をしたいと思った。
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霜月奈夢(プロフ) - もちこ。さん» はい、しっかり外れています。大丈夫です。 (2017年5月30日 22時) (レス) id: 93625887de (このIDを非表示/違反報告)
もちこ。(プロフ) - 霜月奈夢さん» わざわざ教えて下さりありがとうございます!!いまいち使い方がまだ良くわかっていなくて………確認してチェックを外してみたのですが、これで大丈夫でしょうか? (2017年5月30日 21時) (レス) id: b54354e75e (このIDを非表示/違反報告)
霜月奈夢(プロフ) - オリフラ外れていません。違反の対象になります。 (2017年5月30日 21時) (レス) id: 93625887de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もちこ。 | 作成日時:2017年5月20日 6時