プロローグ1 石と三匹(三人?)【暖ゴロ】 ページ3
「はあ、はあ…………どう、レイ?撒けた?」
「…………いや、まだ来てる。まずいぞ…………」
「くっ…………拙者らそろそろPP切れるでござるよ?」
物語の始まりによく出てくるような、何の変哲もない森。そこに三人の…………いや、三匹か三人か割と微妙なご一行が逃げ込んできた。
「ね、ねえレイくん。あいつらの狙いって多分この石だよね。」
そう言ったルイの手には丸い宝石のようなものが握られている。DNAの二重螺旋のような模様がある。
「だろうな。俺も似たようなん持ってるし。」
「せ、拙者のは少し違うでござるが、似たようなものなら…………」
そう言った夜甲は薄緑の菱形のクリスタルを手にしている。その中には虫をイメージしたような模様がある。
「ああ、それも狙いだろうな。って、来たぞ……………………!!」
最後の一人、レイの視線の先には、ドラミドロ女とヘルガー男とドンカラス男。
「いいから早く『それ』渡せよぉ〜?したらもう追いかけねぇんだからさぁ〜。」
ヘラヘラとドンカラスが宣う。
「嘘をつくなッ!貴様が、貴様が拙者の親を殺したのだろう!親殺しの言うことなど信じるか!」
「へぇ。ずいぶんひどいねぇ〜。まあいいや。渡すつもりがないなら、お望み通りぃ、
死ぬがよい。」
「どうせ死にかけだけどねぇ。しかしグソクムシャは殺し飽きたなぁ〜。」
「貴様……………………!!」
「…………ああ、そうだ。そこの二人も殺るか。ヘルガー、その男任せた。ドラミドロはその小娘を。」
「りょーかい」
「解ったわ。ふふ。」
プロローグ2 虫武者の怒り【また暖ゴロ】→←ねこふとん*のキャラ紹介
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
暖ゴロ@FGO好きイルル病魔族(プロフ) - *ねこふとん*さん» いえ……こちらのスマホが逝ってメモアプリが使えなくなったからですし…… (2017年10月5日 16時) (レス) id: 1d31c681fe (このIDを非表示/違反報告)
*ねこふとん*(プロフ) - 暖ゴロ@FGO好きイルル病魔族さん» すみません、私が更新できなかったから(;・∀・) (2017年10月5日 16時) (レス) id: bb9a4cfa97 (このIDを非表示/違反報告)
暖ゴロ@FGO好きイルル病魔族(プロフ) - 更新ありがとうございます!俺もしようと思ったんですが……あれ……?夜甲って目に何隠し持ってたんだっけ……レイルイの過去も忘れてきた…… (2017年10月5日 0時) (レス) id: 1d31c681fe (このIDを非表示/違反報告)
*ねこふとん*(プロフ) - 暖ゴロ@イルル病魔族さん» パスワードありがとうございます! 短いですが早速更新しました! (2017年10月4日 23時) (レス) id: bb9a4cfa97 (このIDを非表示/違反報告)
暖ゴロ@イルル病魔族(プロフ) - *ねこふとん*さん» すみません!前のアカウントの方に送ってたみたいです!送り直しますね! (2017年10月4日 22時) (レス) id: bf06fa08bc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:暖ゴロ&*ねこふとん* x他2人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2016年12月5日 22時