時は経ち ページ49
それから私とランは、よくわからない空間で過ごした
何もない、真っ白な空間
時間もわからないこの場所で過ごすのは退屈だ
きっとランがいなければ、暇すぎて干からびていただろう
話し相手がいるからまだマシなのだ
『ランー、』
ラン「んー？」
私の精神はだいぶ良くなっていた
天使さんがどうにかしてくれる
そう思うと、楽だった
『暇』
ラン「…しりとりする？」
『飽きた』
しりとりなんてもうやりたくない
そう言えるほどした
ラン「でもすることないで」
『それな』
せめてゲーム機が有れば…
ポケモンをして、ジニア先生に癒されていたのに…！！
することもなく、結局会話を始めた私たち
もう話すネタも無くなってきていた
そんな時、天使さんは現れた
天使「長らくお待たせしました」
『お久しぶりです』
天使「お久しぶりです」
ラン「天使さんが来たってことは、
戻れるってことか？」
天使「はい」
『やっとジニア先生に会える』
ワクワクする気持ちを抑えることなく行動で示す
そんな私を見て、天使さんは「しかし」と続けた
天使「ラン君は大丈夫でしょうが、
問題は女主さんですね」
『何が？』
天使「貴女はここに来る前、病院にいました
医者も、そのジニア先生も、貴女の病気を知ってしまいました」
『……』
天使「このまま戻れば、貴女は質問攻めに会うでしょう
また、不思議がられ、嫌な思いをするかもしれません」
まあそうやな
不治の病を抱えた私が突然消え
突然治って現れたら……
不気味に思うかもしれない
『でも、戻るには犠牲も大事でしょう』
天使「私たちは貴女のために、話し合いをしました
どうすれば、女主さんは幸せになれるか
どうすれば、女主さんは元の生活に戻れるか…」
そう言う天使さんの口から出た提案に、私とランは絶句した
天使「あちらの世界にいるキャラクターたちから
女主さんとの記憶を消す…という案です」
『……え』
ラン「は？」
何を言っているんだ
と、拍子抜けている私たちのことは無視し、
話を進める天使さん
天使「手持ちのポケモンやグリーンのような他の地方の人以外の
全員の記憶を消し、初めからやり直す
そうするのがいいと、言われました」
『嫌だ…』
天使「私は貴女の天使です
これがどのような提案か、私にはわかります」
ラン「だったら…っ」
天使「しかし、最終的に決めるのは私たちではなく、上の者
これはもう決まったことです」
その瞬間、私は膝から崩れ落ちた
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ムーエ(プロフ) - ランくんかっこかわいすぎ…… お姉ちゃん大好きなのねありがとうございます お互いに好きすぎだろ！！ ジニア先生嫉妬してるのかわいい… 最近イラスト描けてなくてごめんなさい でもホントにめっちゃ好きです これからも頑張ってください！！ (2023年3月14日 18時) (
レス) @page2 id: 6043f1190f (このIDを非表示/違反報告)
ムーエ(プロフ) - 入試お疲れ様でした！ お疲れ様でした！！ お疲れ様でした！！！ ゆっくり休んでください 投稿めちゃくちゃ楽しみに待ってます！ もちろん永遠に応援し続けます！！ (2023年3月8日 14時) (レス) @page15 id: 6043f1190f (このIDを非表示/違反報告)
ムーエ(プロフ) - 続編！ おめでとうございますありがとうございます！！ 報告書2見て叫びかけました弟さん出るんですか！？ え、大好きすぎてめっちゃ嬉しいです！ 本当に楽しみにしてますがんばってください！！ (2023年3月6日 14時) (レス) id: 6043f1190f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カフェオレさん | 作成日時：2023年3月5日 16時
