転生先のアカデミー

２つの世界 ページ26

ジニア先生と別れ、私は冒険に出た

先に言おう
私は原作に関わらない
でもコライドンを持っている限り、
関わりは避けられない

天使さんに聞いてみよ

ｻｯとスマホロトムを起動させ、天使さんに電話をかける

天使《はい》

天使さんの透き通るような声は、やはり落ち着く

『あ、天使さん
少し良いですか』

天使《どうぞ》

『私、原作に関わる気はないんです
でもコライドンを持っている以上、関わりは避けられないでしょ
どうすれば良いですかね』

少しの無言の後、天使さんは《…ああ》と呟いた

天使《女主さんの思っている心配は無用ですよ》

『え』

天使《あなたのいる世界はスカーレットとバイオレット
この意味がわかりますか？》

天使さんの言うことがわかった
この世界には古代のポケモンも未来のポケモンもいる
ゲームのように片方ではなく、２つの世界が交わっているんだ

つまり、コライドンもミライドンも存在すると言うこと

天使《気になるのなら、確認してみては？》

そう言って天使さんは電話を切った

とりあえず確認してみなければ

・

・

・

アオイ「クワッス、アクアジェット！」

ハルト「ニャオハ、マジカルリーフ！」

2人を見つけた
ポケモンバトルに熱中していて私には気づいていない
ネモもペパーもボタンも、ここにはいない

アオイ「！クワッス！」

ニャオハの攻撃が急所に当たったのか、
クワッスは倒れてしまった

アオイ「あー！あと少しだったのに」

ハルト「僕もギリギリだったよ
それじゃ、ピクニックの準備しよう」

ナイスタイミング
これでミライドンがいるか家できる

アオイとハルトはポケモンを出す
その中に、ミライドンはいた

『よしっ』

ミライドンを捕まえていることがわかった
と、いうことは、ここではバイオレットの話で進むと言うことだ
まあオレンジアカデミーなんだけどね

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