CHAPTER5 最悪の目覚め※流血あり ページ7
rb視点続き
少女はゆっくり起き上がる
そして何かの痛みに耐えながら恐る恐る目を開ける
rb「うわぁっっ…」
思わず声が漏れた。彼女の目は恐ろしいほどまでに透き通った黒。
この国に入ってくるもので黒は珍しい。
どこか別の国から来たのだろうか。外傷がないのも謎だが…
？？？『……だ…？………誰………い…殺……れ………』
彼女はひどく怯えている。震えながら周りを見渡し瞳孔を思いっきり開けている。そして狼のように鋭く威嚇する
彼女の方へより目線を合わせて優しく話しかける。
rb「どうしたんだい？ぼくはろぼ…」
言いきる前に俺の目の前に銀色のなにかが向けられた
rb「へ………？」
理解するまで時間がかかった。あの少女に
今
俺は
"トントンの"短剣を向けられている
sho「ロボロあぶねーぞ！！！」
急にシャオロンに後ろ襟を捕まれ後ろに引っ張られる。
ゔっ
手が痛い。視線を落とすと、血が滴っていた
だいぶ深い
傷口こそ深かったがちょっと右手の手の甲を切られただけで良かった
rb「あっありがとう…シャオロン…」
戸惑いながら礼を言う。
sha「お前…ボーッとしてんじゃねぇよ！あのままだったら頭ざっくりいかれてたで！？」
焦りながらシャオロンは侵入者警報のときは常備携えているスコップを向け、一歩下がった
他の幹部らも同じく持っている武器らを向け一歩下がる
？？？「や……きゃ…………れる…………」
なにかボソボソと言っているがこの距離じゃ聞こえないし、なんだか千鳥足になってきていないか？
一番近くにいたゾムに彼女は短剣を振り上げようとしたとき……
ｶﾗﾝｶﾗﾝ……ドサッ………
振り下ろす前に短剣が落ちたと思えば彼女は力なく倒れてしまった。
うまくゾムがキャッチして全員は少し安堵し武器をおろした
もしあの子が元気だったらーー
トントンの懐にある短剣をあんなにも短い時間でーー
考えただけで恐ろしかった
もう一度手を見る。やはり傷口は深く、血は止まらなそうだった。後でぺ神に見てもらおう
ゾムが抱えた少女をどうしようかあたふたしていたら
『ぐぅ〜』
少女のお腹から大きな音がなった。
唖然としている中何事もなかったかのようにすっと起き上がり近くにいたゾムにこういった。
？？？『お腹すいた』
可愛らしい声も変わらない。少女いったいは何者だろう……
rb「ん…？」
ロボロは違和感を覚えた
目が緑色がかっていた…
気がする…
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金柑(プロフ) - うぇ！2000hit超え！すげぇ！まじか！皆さんホントに…ありがとうございます！良ければコメント、評k（（殴 (2021年5月23日 23時) (
レス) id: 95c267bed1 (このIDを非表示/違反報告)
金柑(プロフ) - みんな！感想をおらに！くれぇっ！（はぁ、生意気なこと言ってしまいすみません。でも、評価だけでも…（（殴 (2021年5月19日 22時) (レス) id: 95c267bed1 (このIDを非表示/違反報告)
金柑(プロフ) - 遅くなってしまいすいません。指摘ありがとうございます。直させていただきました。 (2021年4月12日 21時) (レス) id: 95c267bed1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金柑 | 作成日時：2021年4月7日 0時
