CHAPTER42 後悔なんて ページ44
ut視点
抗うまもなく発砲され、右肩を撃ち抜かれる
なぜこいつがサイレント銃を持っているんだ
彼女の口から放たれたうるさいという言葉を最後に俺はこの世を去ることになる
まだ死にたくない
死ぬべきはこんな拳銃なんかじゃない
死ぬときは女の腹の上ってきめたんや…！
ut「なぁ…やめてくれ…なにか悪いことしたのかよ…」
せめて少しだけでも時間を稼げ。
他の人が来てくれるのを信じて…
A『っるせぇなぁ…黙れないのかよ』
淡々と感情もなくなれた手付きでまた発砲される。
意図的に外したんだろうが首の横を銃弾がかすめる
A『あまり急所ばっか狙うとこのあと使えんくなるから』
そう言うとAはポケットからなにやら白い粉を取り出した。
A『えへへ。どうせ死ぬ身だし。いいよね？』
本人はすごく面白そうに小さな可愛らしい袋に入った粉を見つめているがその目に光はなく、ただ欲求を求める人間の目をしている
その黒い目に俺はこんな状況ながらも吸い込まれてしまいそうだ
すると白い粉を手に取り出し俺に近づいてくる。手にいっぱいの粉をさっき銃弾が当たった傷口にねじこまれる
ut「あ"あ"あ"あ"…いだい！いだぃっ！」
痛みで何も考えられんくなる
A『うっひょお〜！いいねいいね！その顔だよ！やっぱ人間は生きたいと心の底から願うときの顔が一番だ！』
こいつ何いってんだ。頭おかしいんじゃねぇの？
A『可愛いよ。大先生』
耳元で囁くように言われ肩がびくっと跳ね上がる
A『っはぁ！まだまだ元気だね！いいね！』
そう言うと右手に持ってた拳銃にたまを装填し自分の右足に向けて発砲した
A『ってぇ…やっぱなれねぇなぁ…』
総足を引きずりつつ俺の手の拘束を外す
舐めてんのか。
怒りと本能が法をも忘れさせる
拘束を解かれた瞬間Aを足で全力で蹴飛ばし馬乗りになり首に手をかける
ut「はん！死ぬ身なのはどっちだ！どうせ反逆罪で死ぬ運命だ。ちょっと早まるだけだからいいよなぁ？」
そう言って首にかけている手をぎゅっと更に力を込める
でも、一向に抵抗しないしむしろ笑顔になっている
A『いい…顔して…る…ね…』
喋るたびにイライラする。早く死んじまえと手をさらに強めようとしたときだった
ﾊﾞﾝｯ
sho「Aー！大丈夫かー！って…」
「大…先生…？」
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金柑(プロフ) - うぇ！2000hit超え！すげぇ！まじか！皆さんホントに…ありがとうございます！良ければコメント、評k（（殴 (2021年5月23日 23時) (
レス) id: 95c267bed1 (このIDを非表示/違反報告)
金柑(プロフ) - みんな！感想をおらに！くれぇっ！（はぁ、生意気なこと言ってしまいすみません。でも、評価だけでも…（（殴 (2021年5月19日 22時) (レス) id: 95c267bed1 (このIDを非表示/違反報告)
金柑(プロフ) - 遅くなってしまいすいません。指摘ありがとうございます。直させていただきました。 (2021年4月12日 21時) (レス) id: 95c267bed1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金柑 | 作成日時：2021年4月7日 0時
