CHAPTER40 明日なんてない ページ42
em視点
天井をただ見つめることしかできないそんな中自分の視界の中にAがひょっこりと現れる
en「ちょ…あなた何して…」
A『なにって、夢に出てきた紅茶をエーミールさんに飲んでもらいたくって！』
ニコニコと話す彼女に全くの美しさはない。
A『あそうそう』
そういうと名前は本のある方へ走って行き少しすると本を抱えて戻ってきた
植物図鑑だ
A『これですこれ。カルミアっていうやつこれ結構手に入れるの難しくって』
そう言いながら仰向けになった私に見えるようにカルミヤのことが乗っているページを見せてきた
カルミヤ。食虫植物の一種。獲物を捕まえるために口付近についている粉はとても甘くそれを摂取すると細胞が破壊され動かなくなる。
きっとそれを混ぜたのだと思う
こんなものを入れられるなんて…私はなにかAの恨みを買うようなことをしてしまったのか？
A『朝の時間紅茶を飲みながら話すのとっても楽しかったです。いろんなことを教えてもらいましたし、いろんなことができるようになりました』
em「じゃあ…なぜ…」
A『なぜ…？う〜ん…なぜって言われても……た……で……？や…あ…』
何かを話しているようだがもうはっきりと聞き取れない。視界も白くぼやけてきている
A『とにかくですね…？感謝してます。あなたがいなければカルミヤ自体も知ることはなかったでしょう。
ですが。
貴方には
もう
「明日」
なんて
存在しませんから。』
A『ありがとう』
そう言っていた気がした。
その言葉を聞いたときにはもう、私の手元には意識なんてなかった
CHAPTER41 あそびましょう？→←CHAPTER39… 紅茶
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金柑(プロフ) - うぇ！2000hit超え！すげぇ！まじか！皆さんホントに…ありがとうございます！良ければコメント、評k（（殴 (2021年5月23日 23時) (
レス) id: 95c267bed1 (このIDを非表示/違反報告)
金柑(プロフ) - みんな！感想をおらに！くれぇっ！（はぁ、生意気なこと言ってしまいすみません。でも、評価だけでも…（（殴 (2021年5月19日 22時) (レス) id: 95c267bed1 (このIDを非表示/違反報告)
金柑(プロフ) - 遅くなってしまいすいません。指摘ありがとうございます。直させていただきました。 (2021年4月12日 21時) (レス) id: 95c267bed1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金柑 | 作成日時：2021年4月7日 0時
