CHAPTER19 ニット帽3 ページ22
sho視点
ククク…我ながらだいぶ迫真の演技だと思う。
作戦はこうだ。
俺がシッマの部屋のドアを叩きながら助けを求める。
俺が部屋に倒れ込む。
そしてそこには刃物(偽物)を持ったAがいる！
という、なんとも子供らしい考えだが反応が面白いから楽しいだろうということで企画したのだが…
Aもノリノリで血糊を付けて楽しそうだった。
あ、幹部(トントン以外)にはこのことは伝えてあるから、大丈夫。
さぁ、驚け…そしてネタバラシだぁっ！
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
kn視点
A………？
おい、お前…
息遣い荒くなってねぇか…？
扉を開けたときは
もっとニコニコしてたよな…？
あれ…？
どうせドッキリとかそういう類のだろ…？
そうだって言ってくれよ
kn「おい！シャオロン！シャオロン！」
Aを横目にシャオロンの名前を大声で叫ぶ
が、反応はない。
ここからだと少し距離があるためシャオロンの安否がわからない。
kn「おい…！おいっ！シャオロン…！！！」
ｺｯ……ｺｯ……ｺｯ……
千鳥足でAがよってきた
今にも倒れそうな足取りだが、目はガチだ。
俺を殺そうとする目。
戦争のときによく見るあの目。
黒いあの目。
光の入ることのない目。
どうしたんだ…なぁ、二人とも…
A『ねぇ、生………て、し……の？』
kn「は？」
聞き取れない声に注意を向けたその瞬間、Aは飛びかかってきた
ﾄﾞｶﾞｯ！
kn「っぁつ！」
注意をそらしてしまったから全く抵抗できずに床に頭をぶつけてしまった。
手を抑えられ、簡単には抜けれそうにない
まだ幼いとはいえすごい力だ
ﾌｩ〜…ﾌｩ〜…
もうあいつの目はおかしい。
あまり手を出したくないが…
sho「お………い…………」
シャオロンの意識がもどった…らしい
その声にAが振り返った
今だっ
足を勢いよく縮めAの腹に向かって両足でキックした
まだ小さい体だったからかんたんに吹っ飛んだ
扉の方にいるシャオロンの方に転がっていき倒れている
これで一安心。あとはこいつを縛り上げて…
フラフラする体を一生懸命起こそうとしたとき…
syp「………！！！何やってんすか！？クソ先輩！！！Aが…
息してないじゃないすか！？」
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金柑(プロフ) - うぇ！2000hit超え！すげぇ！まじか！皆さんホントに…ありがとうございます！良ければコメント、評k（（殴 (2021年5月23日 23時) (
レス) id: 95c267bed1 (このIDを非表示/違反報告)
金柑(プロフ) - みんな！感想をおらに！くれぇっ！（はぁ、生意気なこと言ってしまいすみません。でも、評価だけでも…（（殴 (2021年5月19日 22時) (レス) id: 95c267bed1 (このIDを非表示/違反報告)
金柑(プロフ) - 遅くなってしまいすいません。指摘ありがとうございます。直させていただきました。 (2021年4月12日 21時) (レス) id: 95c267bed1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金柑 | 作成日時：2021年4月7日 0時
