CHAPTER15 詐欺師2 ページ17
ci視点続き…
ci「姫。だってさ」
二人とも、は？みたいな顔をしたが、
俺はお構いなしに続ける
ci「これからはAさんがw国の姫となり外交や、パーティーに参加するのですよ？」
A『は、はぁ…』
すごく困ったような顔をしてエーミールと顔を見合わせている。
なんでエーミールのほうみんねん。
ci「きっと今晩にも歓迎会などが開かれるでしょう。だいぶ話がそれてしまいましたが…お昼どうですか？」
あらかた概要を伝えお昼に誘う。
A『そのこと詳しく聞かせていただけます？』
ci「もちろんですよ。では、食堂の方に移動しましょうか」
これで一対一で話ができる。
会議のときまでは何や小娘…なんて思ってたけど…
話したりしてみるとだいぶ上品で、本当に美しい人だなとつくづく思う。
心も見た目も…
ね。
じゃぁ、とエーミールに声をかけ、Aに行きましょうかと言い扉へと向かう。
ドアに手がかかったとき耳元で声がした。
？？？『本当にわかりやすい人ね…』
『いつになったら化けの皮が
剥がれるかしら…？』
ｿﾞﾜｯ…
身の毛もよだつとはまさにこのことだろう。
このアールグレイの匂いは…
まさかAさん…？
怖くなり振り返ると後ろでティーカップを片付けるAが見えた。
流石に大人びている美しさとはいえ、身長差はあるしこんな耳元で喋れるわけがない。
第一、足音なしにあそこまで行けるわけがない
今日は気の所為が多い気がするな…なんて思いながら立ち尽くしていると、
A『すみません…おまたせしました、行きましょう？』
ぼやっと立っていたから、話しかけられ一瞬焦った
ci「あ、全然待ってませんよ。食堂まで行きましょうか」
ｶﾂｶﾂｶﾂ……
歩いていても何も話すことが思い浮かばない。
さっきのは何だったんだろう…
ーーーーーーーーーーーーーー
ｶﾞﾁｬ…
ゆっくり食堂の扉を開ける。
ci「どこで食べましょうか…」
後ろを歩いてるはずのAに声をかけた。
すると前から
zm「あ、チーノ…って、あ〜！！！Aも！」
俺の後ろにいたAさんに気づいた瞬間声のトーンが上がった。
A『あ、ゾムさ〜ん！！！』
ﾀｯﾀｯﾀｯと軽快な足でゾムのところへ走っていく。
その後ろ姿はまるで幼稚園児のような幼さを感じさせた。
こういうのが世間ではギャップ萌え…
なんていうのか…？
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金柑(プロフ) - うぇ！2000hit超え！すげぇ！まじか！皆さんホントに…ありがとうございます！良ければコメント、評k（（殴 (2021年5月23日 23時) (
レス) id: 95c267bed1 (このIDを非表示/違反報告)
金柑(プロフ) - みんな！感想をおらに！くれぇっ！（はぁ、生意気なこと言ってしまいすみません。でも、評価だけでも…（（殴 (2021年5月19日 22時) (レス) id: 95c267bed1 (このIDを非表示/違反報告)
金柑(プロフ) - 遅くなってしまいすいません。指摘ありがとうございます。直させていただきました。 (2021年4月12日 21時) (レス) id: 95c267bed1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金柑 | 作成日時：2021年4月7日 0時
