第一話 ページ2
真っ先に彼女の目に入ったのは、大好きな主人公の絵。
しかし絵の前にはスーツを着こなした若い男性が立っていた。
少し幼い顔立ちの割には落ち着いた雰囲気の男性だ。
彼が退くのを待つ間ヒロインの絵を見ていると、意外と自分と似てるかも、と思った。
しばらくして彼が、主人公の作った金細工のピアスの絵に行った。
これ見よがしに主人公の絵の前に立つと、やはりかっこいい!と思った。
うっとりと見とれていると、やがて視界がぼやけ、暗くなっていく。
「あれ?これ、夢っだったっけ…?」
砂時計のように落ちる意識に抗えず、思考を投げ出した。
目覚めるとそこは、中世ヨーロッパの街中のような景色。
まさにあの、絵本の中の世界だった。
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YUKARI♪ - 毒りんごパイさん» それは良かったです! (2019年11月27日 22時) (レス) id: 8e0566877e (このIDを非表示/違反報告)
毒りんごパイ(プロフ) - ありがとうございます…(T_T)更新するモチベーションが無くなっていたのですが、気力が湧いてきました! (2019年11月24日 20時) (レス) id: 402e3fe0b6 (このIDを非表示/違反報告)
YUKARI♪ - イベントのYUKARI♪です!読みましたがとても面白かったです!評価させて頂きました! (2019年11月22日 15時) (レス) id: 8da6d1b6ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:毒りんごパイ | 作成日時:2019年11月15日 23時