14話 ページ15
貴方「どういうことですか？」
中村「Aちゃん、ごめんね。」
貴方「え？」
中村「この写真、合成。俺、どうしてもAちゃんと付き合いたくてちょっと意地悪しちゃった。定時ギリギリに仕事を渡したのも二宮さんのところに行かせたくなかったから。」
え？
父「私が頼んだんだ。2人のなかを引き裂いてくれって。」
え？お父様も和くんと仲良くしてたのに。
父「どうしてもAを藤宮ホールディングスにやりたくなかったんだ。Aは才能があるんだよ。」
二宮「先を読む力ですよね？」
父「ああ。気づいてたのか。Aがいまの会社をやめたくないのは、二宮くんと付き合ってるからだと思ったから、別れたらこっちに戻って来るんじゃないかと思ってな。でも、違ったんだな。さっき中村と話してるのをみてわかった。お前は思ったより意志が強い。芯がある。藤宮ホールディングスが好きなんだな。」
貴方「はい。ごめんなさい。」
父「いや。いいんだ。Aが幸せならそれで。実はな、大翔くんを養子にしようと思ってるんだ。」
え！養子？本当のお兄ちゃんになるってこと？
父「どう思う？」
貴方「私は、嬉しいです。大翔さん大好きなので。」
父「そうか。じゃあ、お前は自分の好きなように生きて、幸せになりなさい。でも、家には定期的に帰ってこいよ。じゃあな。中村、行くぞ。」
中村「はい。」
行っちゃった。
二宮「A。会いたかった。(ギュー)」
貴方「私も。」
二宮「一週間Aに会えなくて、本当に寂しかった。それでね、提案なんだけど、同棲しない？」
え。
貴方「同棲？」
二宮「うん。本当は結婚したいところなんだけど、まだ恋人期間楽しみたいでしょ？だから、とりあえず同棲。どうかな？」
貴方「一緒に住みたい。」
二宮「やった。俺のところに引っ越しておいで。」
貴方「うん。」
和くんに会うまでは付き合ってる人と同棲するなんて考えもしなかったな。
もう一度落ちたら夢中になって抜け出せなくなっちゃう。
和くんは私にとって甘い甘い毒のような存在なのかもしれない。
Poison et le sucre finit.
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愛梨 - まっきぃさん» 読んでいただけて嬉しいです。伏線が回収されますよ！お楽しみに！ (2020年1月14日 6時) (
レス) id: 438cc5a4b2 (このIDを非表示/違反報告)
まっきぃ(プロフ) - わーい！更新ありがとうございます！！ワンピースも素敵です！私にはもう着れないけど、こーゆーのもあるんだなって勉強になります★和くんどこに連れてってくれるのかな！？次も楽しみです！ (2020年1月13日 20時) (レス) id: 09001fc8d5 (このIDを非表示/違反報告)
愛梨 - まっきぃさん» 次作品でもよろしくお願いします。 (2019年12月22日 7時) (レス) id: 184931a8c7 (このIDを非表示/違反報告)
愛梨 - まっきぃさん» 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。コメントもたくさんいただき、ここまで書けたのは、まっきぃさんのおかげだと言っても過言ではありません。このお話のラストは皆さんに作ってもらいたいと思ったので、ここで一旦完結という形にさせていただきました。 (2019年12月22日 7時) (レス) id: 184931a8c7 (このIDを非表示/違反報告)
まっきぃ(プロフ) - 初めてのお話だとは思えないぐらいでしたよー！次のお話なども楽しみにしてますね☆なかなかコメントを残せていませんが、しっかりと読んでますので！！！頑張ってください！応援しております(*^^*) (2019年12月21日 17時) (レス) id: 09001fc8d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛梨 | 作成日時：2019年12月4日 13時
