怖い人。【センラ】

再開 ページ3

〜Aside〜


『んん〜……朝…かぁ。』

今日は会社に行く日だ。

めんどくさいなぁと思いつつ、



さっさと用意する。

そうだ。

今日は新社員が入ってくる日だ。

楽しみ…。



『って遅れるっ！！』

私は急いで準備して会社へと向かった。





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『おはようございます。』

「おはようAちゃん。」

「おはようございます！先輩！」


会社の先輩後輩に挨拶をして自分のデスクに座る。

…あれ、なんかLINE来てる。


椅子に座ってスマホを確認したら一通、

母からだった。



母元気?母です。今日ね、あんたのとこの会社に美恵の子があんたのとこの会社に移動してくるんだって。



……美恵の子って…。センラ君だよね。

えぇ……。

ちょっと怖い……。



センラ君が悪かった。

とか

そういう訳ではないのに


少し身構えてしまう。



……センラ君って何歳だっけ……。

3歳年上だから……。

27だ。



しばらく顔も見ていない。

どんな顔だったっけ……。





「朝礼始めるぞー！立てー。」

課長の声で我に帰り、席を立った。

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