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「Aちゃーん！！」
「なんかみんなで会うの久々じゃない？」
「廊下で個別で会ったりはあったけどね」
『ねー！夏休みにバイト先来てくれた以来だね』
「また7人で遊ぼうよー」
「その前にダブルデートしよー」
『うん、ぜひぜひー』
やはりみんなテンションが高い。
一人一人会うと、みんな優しさが滲み出てほんわかしているのに、5人が集うとこんなにわちゃわちゃしてしまうなんて、本当に仲が良いのだろう。
「今日の放課後みんなでタピオカ飲み行くからさ、Aちゃんも行かない？」
「部活見て待っててよ！」
「あ！ていうか私マネージャー業手伝って欲しいんだけど！」
「ああ、今日マネ麻里だけなんだっけ？」
「そうそう、他の子達みんな用事があってさ…
お願いA！タピオカ奢るから！！」
『え、いいよそんな奢らなくても！
部外者の私が手伝っていいの？』
「いいのいいの！今日新しいコーチ来てやることいっぱいだから人手が欲しいの！」
『……永瀬、行っていい？』
「おーきて来てー。一緒帰ろうや」
なんということだ。
部活なんてキラキラした青春に1日だけ混ぜて貰えることになってしまった。
しかもそのあとタピオカ飲んで彼氏に家まで送ってもらうなんて、そんな高校生みたいなこと…
これは足を引っ張らないようにしっかりせねばと気合いを入れて、ご飯を食べ終えてからは麻里にマネージャー業について質問しまくったのだった。
ホームルームも終わり、麻里と一緒に部室まで歩く。
途中で彼女は新しいコーチを迎えに行ったため一人でサッカー部まで来てしまったのだが、どうやら今日はこの学校のファンクラブの子達も見に来ているようで"廉くんの彼女さん"と呼ばれてかなり恥ずかしい思いをすることとなった。
こんなことなら麻里を待っているべきだったと悔やみながらサッカー部の人たちに挨拶していると、ファンクラブの子達の黄色い歓声が聞こえる。
「え、誰あれ！！」
「うそ！めっちゃカッコよくない！？」
「顔ちっさーい！！」
「もううちのサッカー部最高」
あれ？永瀬や神宮寺くんたちはこっちにいるのに…
そう思って彼女たちが見ている方向に目をやると、そこには部室の説明をしている麻里と新しいコーチであろう人が立っていた。
うそでしょ
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名無し - 一気読みしました！主様のペースで良いので更新待ってます (2020年12月12日 21時) (
レス) id: 492fd25da1 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ(プロフ) - あこさん» お返事遅くなってすみません！少し生活面が落ち着いてきたので、これから更新できればと思います！少々お待ち下さい(^^) (2020年3月11日 18時) (レス) id: 1c0a7a2bdd (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - めちゃめちゃ続き気になります！更新楽しみにしてます！ (2020年1月5日 2時) (レス) id: 105c11924c (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ(プロフ) - 愛美さん» コメントも評価もありがとうございます。嬉しいお言葉ばかりで私がニヤニヤしてしまいました…！番外編のくせに長々と続いておりますが、もう少し書きたいので、これからもよろしくお願いします！ (2019年12月15日 21時) (レス) id: 1c0a7a2bdd (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ(プロフ) - しおりさん» ありがとうございます！ノロノロ更新ですが、これからもお付き合いお願いします！ (2019年12月15日 21時) (レス) id: 1c0a7a2bdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱぴこ | 作成日時：2019年7月25日 0時
