誓いますか? ページ7
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『お邪魔しまーす』
「おーおつかれー。何買ってきたん?」
『ポテチ2種類とビールと焼酎。あとアイス』
「おーアイスええな」
『つっかれたー!早く飲もう!』
「お前さ〜、そんな雑にスーツ脱ぐなや」
『はいはいすいません〜…っあー美味しい!!』
「は!?もう開けたん!?はや!」
『はい、廉も!かんぱーい!』
「うい〜乾杯………あああ、うま〜」
『1週間頑張った〜…久しぶりだわ廉の家』
「前が来すぎやっただけやろ」
『はああ、落ち着く…』
「ポテチ取って」
『ほい。てかさ、来て良かったの?彼女は?』
「あ〜〜〜…別れた」
『うわ、最短記録じゃん』
「今度Aに会って欲しいて言った瞬間喧嘩やで」
『私のせいにしないでくださ〜い』
「いっつもお前の話になったら喧嘩して別れ話なんやけど。なんなん?疫病神なん?」
『どう見ても天使でしょ、しばく』
「Aやって例のイケメン高学歴高収入彼氏どしたん。絶対結婚するんやなかったっけ?」
『そんなの別れてもう1ヶ月くらい経つんだけど……
廉の家に泊まりに行くって言ったら発狂されて幻滅して別れた』
「男も発狂するんやな〜」
『な〜。あ、ポテチ落ちた』
「アイス何味あんの?」
『バニラ、キャラメル、ソーダ』
「えええ、普通チョコやろ」
『ポテチもう一つ開けよ〜』
「あ、リモコン取って」
『ほい。このドラマ良いよね〜…こんな恋したい』
「は?まだそんな夢見とんの?もうアラサーやろ。現実見ろや」
『夢くらい見ていいじゃん!現実はいつも廉のせいで終わるんだから!』
「俺ら足引っ張り合っとるだけかよ」
『でもね〜この落ち着く感じは捨てがたいしね〜』
「ほんまにな。この実家感な」
『もういいや。私は仕事に生きるから』
「35になっても独り身やったら結婚しよか」
『おーのぞむところだー』
「あ、ポテチ取って」
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『まさかこんなに早く35歳になるとは思わなかったよ』
「こっちのセリフや」
『余興 誰に頼むの?』
「紫耀たち。めっちゃ張り切っとったわ」
『あいつらの前で誓いのキスとか恥ずかしさの極みなんだけど』
「好きやん、キス」
『それとこれとは話が違う』
「………練習しとく?」
『………しとく』
−−−−−−ちゅ。
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お酒飲みたい勢いで書きました
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ぱぴこ(プロフ) - ルール嫁さん» ご指摘ありがとうございます!他の作品と同じ設定にしていたため気づきませんでした…申し訳ありません!作品を非公開にしましたので、今後ともよろしくお願いします! (2019年6月29日 2時) (レス) id: 1c0a7a2bdd (このIDを非表示/違反報告)
ルール嫁 - 占ツクのルールはご存知ですか?行為は匂わせるだけでアウトです。裏表現があるなら注意書ではなくフラグをたててくださいね。 (2019年6月29日 0時) (レス) id: 64f9aae3e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱぴこ | 作成日時:2019年6月19日 6時