出勤 ページ4
中島side
そういえば今日夢主の名前を入力さんお休み取ってたんだっけ。いつも通り騒がしい探偵社の中で一人ツッコミができる人が少ない事に気づく
「はぁ…」
あ、国木田さんの苦労人っぽさが増してる。
これは胃薬を渡しておかないと心配だ
「夢主の名前を入力さんがいないと僕たちの負担がなかなか大きくなりますね」
そう言って僕は苦笑する。
同じように国木田さんも苦笑いして、僕が差し出した胃薬を受け取った。
「どうしたんだい?二人とも…朝からそんなに疲れた顔をして」
太宰さんがのんきに話しかけてくる。自分のせいだとわかっているのに遊んでいる…
隣から禍々しいオーラを感じて恐る恐る国木田さんの方を見ると、鬼のような形相をしている。
「どう考えてもお前のせいだろう!!」
国木田さんが怒号する。
太宰さんは
「きゃー」
と棒読みで言って余裕の表情を崩さない。
「そろそろ来るよー」
乱歩さんが駄菓子を食べながら言い放った。
その後依頼ですぐに出かけて行ってしまって
それについて深く聞くことはできなかった。
誰が?探偵社にいるみんなが不思議そうな表情を浮かべる。この時間には予約も入っていない
ドンドンドンドンッ!!
探偵社の扉を凄い勢いで叩いている…
襲撃?いや、それなら扉はすぐ吹き飛ばすだろう。扉をノックしてから襲撃するような間抜けな人はいないだろうし…
というか扉は開いているはずだ。
「あ、鍵開いてた」
と照れ笑いを浮かべながら夢主の名前を入力さんが探偵社に入ってきた。
というか、今日は夢主の名前を入力さん休日なのに
探偵社に来ちゃったんだろう…?
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夢主ちゃんはツッコミはできますが、
たまにボケます
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作者名:ぴーちゃん | 作成日時:2019年8月20日 21時