人間になった猫【呪術廻戦】

どっちの私が ページ9

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伏「A、人間にしかできないことはたくさんある」



そう言って恵は、片方の手を私の指と恵の指が、絡み合うようにしてつないでくる。


伏「こんな風に手をつなぐことも」



空いているもう片方の手で私の顎を持ち上げる。

そして、恵の顔がゆっくりと近づいてきて…


『…んｯ……(ﾁｭｯ』

唇と唇が重なった



伏「こんな風にキスすることも」

これがキス？




伏「猫にはできない

人間同士だからできる愛情表現もある。」



人間にしかできないこと…




伏「猫だからできることできないこと、人間だからできることできないこと、それぞれある。

ただ、Aには猫の姿でも人間の姿でも、笑っていてほしい。だから、人間は楽しくないだなんて言うな。

もう泣くな」



『めぐみ…』

恵が涙を拭いて、抱きしめて、頭を撫でてくれる。
あったかい…





伏「俺は、猫でも人間でも

Aが大好きだ」




『私も、恵が大好きだよ！』









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『じゃあ一緒に寝てくれる？』
伏「そうだな」

『わぁ〜〜い！』




end



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