検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:15,084 hit
小｜中｜大

4 ページ4

*your side*





「うん、そう。残業があって行けなくなったのごめんね」




何か理由を付けて会わないようにした。あの場で問いただしたら何か変わっただろうか。いや、問いただしたところで何も変わらなかったと思う。

それはもうとっくに知ってたはずなのにどこかで期待していた私は惨めだ。


これから、

「どうしようかなぁ」


自分の身長より高い桜の木を見つめれば突然視界が涙でぼやける。瞬きをすれば頬に一筋の涙が流れた。





「だ、だいじょうぶですか」




――――この瞬間が私とあなたの出会いでした。









『会いにきました』minmin




*

5→←3



→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )

点数: 9.8/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
197人がお気に入り
アイコン この作者の作品を全表示｜ お気に入り作者に追加｜アイコン 感想を見る
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム： 感想：  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名：minmin | 作成日時：2020年2月1日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。