＋・・・？[男主] (ページ11)

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眼福眼福ページ11

濱家さんがちゃっちゃと頼んでくれたおつまみや料理をちまちま食べながら皆さんの様子を観察する。

憧れの方と、こんな早くに飲むことができるとは…めちゃめちゃ楽しい。話には入れなくても見るだけでも楽しい。

ふふ、とちっちゃくわらってジョッキに口をつける。くい、と袖を引っ張られて目線を隣に移すと、酔ってるのか少し頬が赤いリリーさん。
あら可愛い…

リ「飲んでる？」

『飲んでますよ～』

リ「酔ってないやん、顔赤なってへんし」

『俺顔に出ないんっすよ。つってかリリーさん顔真っ赤じゃないですか』

えっえっえっ、、むっとしてるリリーさんめっかわ、え、リアルで頬膨らますの可愛い人っているんだ、わ～～髪で隠れてるけど耳まで赤くなってる…？え、やば
ヒェ……顔赤いのも相まってとても良い………はわわ…

リ「そのリリーさんってのやめてや。芸名にさん付けってなんか変な感じする」

『え～～…じゃあ何て呼べばいいんっすか』

リ「リリーって呼んでよ」

『それはきちぃっす先ぱ……あ、リリー先輩とかはどうっすか』

リ「うーん…まぁさん付けよりはマシやな……ま、呼び捨て諦めたわけちゃうからな」

『わぁお☆』

盛「何話してんのリリー、中原」

『あ、盛山さん。今…「ふふ、モリシには内緒」えっ、んぐっ』

盛「ケチやな～～。ま、ええわ」

盛山さんに今あったことを言おうとしたらなんか口に突っ込まれた。リリー…先輩の方向いたら人差し指口に当てて「シー」ってポーズ。小悪魔じゃん。

ペッて突っ込まれたもの出したら皮がついたまんまの枝豆だった。