モストロラウンジにて ページ5
私はアズールに
「話があるので、モストロラウンジに来て下さい。」
と言われ、入学式後ラウンジに来た
すると、勿論閉店していたが中に入ると誰も居なかったので少し待っていると、
「遅くなってしまい申し訳ありません。」
と言いアズールが入ってきた。
『いいや、大丈夫だ』
と答えると
「今日の式典に女性が来たでしょう、そろそろ頃合いだと思うんです。
正体を明かすのに…」
と提案してきたが
『俺は正直何方でも、というところだな。』
そう返すのを見すかしていたの如く
「いつも通りでいいですよ。貴方に“女性”としてラウンジで働くのは如何でしょう、演技も得意そうですし。」
正直この返答が来るのは予想していたので、
『それをした所で私に得があるのかしら?』
お決まりの台詞を言うと
「大ありですよ。勿論給料も成果が出れば出しますし、場合によっては“呪われたその髪と目の色”を戻しても良いですし、貴方も悪い話ではないはずです。」
と唆してきた。
断る選択もないので、
『わかったわ、その話呑みましょう。けど何かしら裏があるのは予想しとくね。』
と返し、自分の部屋に戻った。
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作者名:凡人 | 作成日時:2020年8月10日 23時